3月23日井手よしひろ県議は、宮城県仙台市を訪れ、青葉区折立地区の住宅団地の復旧状況を現地調査しました。折立地区を視察するのは、2011年10月30日以来2度目です。
 東日本大震災で大規模な地滑りが起きた折立地区は、法面を支えていた古い擁壁を取り除き、地盤そのものの強化も図る大規模な工事を行っています。
 対象は、地盤が北側に最大2メートルずれた折立5丁目の51の宅地で、計2.5ヘクタール。事業費の4億7千万円はほとんどを国費でまかないます。
 被害を受けた住宅を解体し、更地になった宅地に残っている擁壁を取り除きました。
 その後、地盤を強くする工事が現在進んでいます。地下5〜9メートルまで掘ってセメントを流し、土と混ぜて固めています。
 51の宅地のうち35宅地は家屋が解体され、更地になっていますが、ほとんどの世帯が工事後に現地に戻る意向です。
 計画では、今年3月までに地盤を固める工事が終了する予定でしたが、かなり遅れているようです。