5月21日、井手よしひろ県議らは青森県庁、青森県議会を訪問。青森県議会公明党の畠山敬一県議らと、原発政策や再処理問題などで意見交換を行うとともに、青森市の中心市街地活性化の取り組みのついてヒアリングを行いました。
青森市はこれまで、「コンパクトシティの形成」をめざし、平成19年2月に全国で初めて総理大臣認定を受けた青森市中心市街地活性化基本計画に基づき、歩いて暮らすことのできる質の高い生活空間「ウォーカブルタウン(遊歩街)の創造」を目指してきました。
平成24年度3月までの5年間で第1期の計画期間が終了しました。
平成22年12月4日の東北新幹線全線開業を大きな節目に、文化観光交流施設「ワ・ラッセ」や、市場と工房の複合施設「A-FACTORY」がオープンし、ウォーターフロント地区の魅力が高まっています。また、青森駅前再開発ビルが、平成24年度に整備した複合施設「アウガ」1階に2店舗で構成する「スイーツコーナー」や地階には、5店舗で構成する「あおもり食街道」がオープンしました。
基本計画の3つの指標では、観光客数については増加が見られましたが、歩行者の通行量については減少に歯止めが効きません。
青森市はこれまで、「コンパクトシティの形成」をめざし、平成19年2月に全国で初めて総理大臣認定を受けた青森市中心市街地活性化基本計画に基づき、歩いて暮らすことのできる質の高い生活空間「ウォーカブルタウン(遊歩街)の創造」を目指してきました。
平成24年度3月までの5年間で第1期の計画期間が終了しました。
平成22年12月4日の東北新幹線全線開業を大きな節目に、文化観光交流施設「ワ・ラッセ」や、市場と工房の複合施設「A-FACTORY」がオープンし、ウォーターフロント地区の魅力が高まっています。また、青森駅前再開発ビルが、平成24年度に整備した複合施設「アウガ」1階に2店舗で構成する「スイーツコーナー」や地階には、5店舗で構成する「あおもり食街道」がオープンしました。
基本計画の3つの指標では、観光客数については増加が見られましたが、歩行者の通行量については減少に歯止めが効きません。
- 歩行者通行量は、平成22年の基準値74,048人と比較して▲11,200人の62,848人となっています。
- 年間観光施設入込客数は、平成24年の年間観光施設入込客数は、平成22年の基準値111万7,370人と比較して、+48万2,703人の160万73人となっています。
- 夜間人口は、平成24年の夜間人口は、平成22年の基準値3,547人との比較で48人減、平成23年実績値3,511人との比較で12人減の3,499人となっています。
平成27年には北海道新幹線開業が開業する予定です。青森市は、ますます北の拠点都市から新幹線の途中駅との様相を強くする懸念があります。青森市は、都市間競争に負けない選ばれる都市づくりに向け、スピード感を持って、引き続き「第2期青森市中心市街地活性化基本計画」を策定し、平成24年3月29日に総理大臣の認定を受けました。
説明を聴取した後、同行した八島功男県議とともに、青森駅周辺を実際に徒歩で調査しました。「ワ・ラッセ」、「A−FACTORY」、旧青函連絡船「十和田丸」、「アウガ」などを見て回りましたが、確かに市民の周遊性の確保は出来ていない状況です。「ワ・ラッセ」、「A−FACTORY」、旧青函連絡船「十和田丸」が旧JRから土地を取得しているため、駅前に拠点施設が集中しています。観光客には、まさにコンパクトシティが実現しており、利便性が高いと実感しました。こうしたことが、観光客の増に功を奏しているのかもしれません。
反面、買い物客などが中心市街地を回遊する状況には至っておおらず、地元に住む住民にとって街の活性化に寄与しているかは大きな疑問でした。短時間の視察で断定的な結論を出すことは慎まなくてはなりませんが、誰のための中心市街地の活性化なのか、その議論は今一度必要など実感しました。
説明を聴取した後、同行した八島功男県議とともに、青森駅周辺を実際に徒歩で調査しました。「ワ・ラッセ」、「A−FACTORY」、旧青函連絡船「十和田丸」、「アウガ」などを見て回りましたが、確かに市民の周遊性の確保は出来ていない状況です。「ワ・ラッセ」、「A−FACTORY」、旧青函連絡船「十和田丸」が旧JRから土地を取得しているため、駅前に拠点施設が集中しています。観光客には、まさにコンパクトシティが実現しており、利便性が高いと実感しました。こうしたことが、観光客の増に功を奏しているのかもしれません。
反面、買い物客などが中心市街地を回遊する状況には至っておおらず、地元に住む住民にとって街の活性化に寄与しているかは大きな疑問でした。短時間の視察で断定的な結論を出すことは慎まなくてはなりませんが、誰のための中心市街地の活性化なのか、その議論は今一度必要など実感しました。