7月16日、井手よしひろ県議ら茨城県議会予算特別委員会は、議会改革で他の都道府県議会をリードする三重県議会を訪問。議長・副議長を表敬するとともに、議会事務局担当者より三重県議会の取り組みについて聴きとり調査を行いました。
今年度、茨城県議会は県のイメージアップのために、県外調査にあたって、積極的に他都道府県の関係者に、茨城県の魅力をアピールすることになりました。三重県では、永田正巳議長、奥野英介副議長を訪ね、茨城県議会議長の親書を渡すとともに、茨城県の観光や農産物に合わたるPR活動を行いました。さらに、特産の焼き芋を贈呈し、食の魅力を実感していただくことになりました。
永田議長からは、「茨城県が農産物の宝庫とは聞いていたが、生産額が全国第2位だとは知らなかった。これからは、茨城産の農産物にもっと注目していきます」との感想をいただきました。
引き続き、三重県議会事務局から議会改革の進捗についてヒアリングを行いました。
三重県議会は、「議会改革度調査2012」(早稲田大学マニフェスト研究所)で全地方議会中1位、「議会改革に関する第2回調査」(日本経済新聞社産業地域研究所)で都道府県議会部門で第1位と高い評価を得ています。
今回のヒアリングの中で、茨城県議会でも議会の活性化のために導入、実施を検討すべきと具体的事例を列記します。
三重県議会は、「議会改革度調査2012」(早稲田大学マニフェスト研究所)で全地方議会中1位、「議会改革に関する第2回調査」(日本経済新聞社産業地域研究所)で都道府県議会部門で第1位と高い評価を得ています。
今回のヒアリングの中で、茨城県議会でも議会の活性化のために導入、実施を検討すべきと具体的事例を列記します。
- 通年議会の導入(現在、年4回開会している定例議会を、年間通じて開会する。大規模事故や災害への対応が迅速となる。三重県議会では結果として知事の専決処分がなくなった)
- 調査活動へのパソコン等の利用。本会議、委員会などでの利用(本会議場、委員会室へのパソコン、タブレット、スマホなどの使用を解禁。Wifi設備を設置し、ワイヤーウォールなどを充実させ行政情報や議事録などの閲覧に限りネット接続も可能とする)
- 議場を対面方式に変更(知事を始め執行部と議会との健全な緊張感を高めるために、本会議場を対面形式とする。質疑を行っている議員の表情や資料を見やすく掲示するために大型スクリーンを導入する)
- 常任委員会資料の議会ホームページへの掲載。常任委員会審議のネット動画公開
- 議案に対する個人別賛否状況の公表(現在、茨城県議会では会派別の賛否状況は公表しています)