水戸北スマートICの建設現場を視察する高崎進県議 茨城県議会公明党が強く要望していた「水戸北スマートインター」のフル規格化が実現することになりました。
 7月25日、国土交通省は、常磐自動車道の水戸北スマートインターチェンジ(水戸市飯富町)について、現在は東京方面乗り降り限定の「ハーフIC」から、上下線で乗り降り可能な「フルIC」として整備することを発表しました。
 今回、新設・整備が決まったのは水戸北のほか、常磐道の広野IC〜常磐富岡IC間の「ならは」(仮称)や中央道の駒ケ根〜松川間「駒ケ岳」(仮称)など18箇所です。供用開始時期は未定ですが、整備決定発表から、おおむね5年以内には整備されています。できるだけ早い整備が期待されます。
 水戸北スマートインターは2006年9月、全国初の本線直結型スマートICとして社会実験が始まり、09年4月から本格供用が開始されました。
 スマートICは、ETC(自動料金収受システム)の搭載車専用のため、料金所やループ型の進入路がなく、建設コストが抑えられるるメリットがあります。
 一般道から高速道路の本線に接続するタイプと、サービスエリアやパーキングエリアを経由するタイプがあります。スマートICを増やすことで物流効率化や観光支援といった地域経済の活性化が期待できます。
 水戸北スマートIC整備については、公明党のたかさき進県議が、その実現を強く訴えてきました。
 2009年10月16日の土木常任委員会での質問で、たかさき県議は以下のように発言しています。
「水戸北スマートインターチェンジのフルインター化」の検討についてお伺いをいたします。
この水戸北スマートインターチェンジですけれども、これは全国初の本線直結型スマートインターチェンジとして、平成18年9月に社会実験を開始して、本年4月に恒久化となりました。ことし6月の一日当たりの平均利用台数は、約2460台に達するなど順調に伸びていて、全国でもトップクラスの利用台数となっていると伺っております。
また、本年2月にスマートインターチェンジ制度、その実施要項が改定され、地元負担が軽減されることになったということもお伺いしておりますが、利用者からは、いわき方面の利用が可能となるフルインター化の要望が大変強い。また、地元水戸市においても、フルインター化の要望があります。

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