4月30日、公明党の山口那津男代表は、憲法記念日を前に新宿区内で街頭演説を行いました。
 山口代表は、憲法改正について「期限ありきではない。国民と共に議論し、考え方を共有することによって初めて実現できる」と述べ、改憲への流れを急ぐ自民党をけん制しました。
 「改正そのものが目的ではありません。中身が大事であります。したがって改正の期限ありきでもありません」と語り、「誰もが認める理念として確立されるなら『加憲』をしてもよい」と語り、今の憲法を尊重したうえで、必要な条項を新たに加えてもよいという立場を改めて示しました。
 さらに、参議院の「一票の格差」の問題について、「待ったなしの課題だ」と指摘し、今の国会で選挙制度の改正を実現すべきだと強調しました。