シルバーウィークに入った9月19日、21日、22日、井手よしひろ県議は常総市内の普及状況を調査すると共に、災害対策本部、災害ボランティアセンターの関係者と今後の対応など意見交換を行いました。
22日23:00現在の堤防やライフラインの復旧状況を災害対策本やNHKの報道などよりまとめました。

【上水道】
鬼怒川の決壊で被災した常総市の相野谷浄水場の配水ポンプが、9月21日午後7時に仮復旧し、断水していた水海道地区で水道が使えるようになりました。
相野谷浄水場は、県や常総市などが東京都水道局の応援も得て復旧を急いでいました。9月21日午後に配水ポンプを試運転した結果、安定して給水できることを確認できました。
常総市では水質が安定していないため、掃除などには利用できるが、当面は飲用はしないよう市民に呼びかけています。
これまで、県は相野谷浄水場が使えないため、石下東部浄水場と坂手配水場に通常よりも多く送水して、両浄水場から本来は相野谷浄水場が配水する水海道地区へ水を送るなどの応急措置を取り、19日頃から一部地域で水が出始めていました。
常総市では市内のおよそ7400世帯で水がでにくい状態となっていましたが、応急的に修理した各世帯に水を送るポンプが正常に稼働することが確認でき、水が供給できるようになりました。
しかし、県や常総市ではあくまで「仮復旧」だとして、水質が安定していないため飲料水としては使用しないよう呼びかけるとともに、水の量が不足しているため、節水への協力も求めています。
このため、23日以降も給水車による給水が行われる予定です。
22日23:00現在の堤防やライフラインの復旧状況を災害対策本やNHKの報道などよりまとめました。

【上水道】
鬼怒川の決壊で被災した常総市の相野谷浄水場の配水ポンプが、9月21日午後7時に仮復旧し、断水していた水海道地区で水道が使えるようになりました。
相野谷浄水場は、県や常総市などが東京都水道局の応援も得て復旧を急いでいました。9月21日午後に配水ポンプを試運転した結果、安定して給水できることを確認できました。
常総市では水質が安定していないため、掃除などには利用できるが、当面は飲用はしないよう市民に呼びかけています。
これまで、県は相野谷浄水場が使えないため、石下東部浄水場と坂手配水場に通常よりも多く送水して、両浄水場から本来は相野谷浄水場が配水する水海道地区へ水を送るなどの応急措置を取り、19日頃から一部地域で水が出始めていました。
常総市では市内のおよそ7400世帯で水がでにくい状態となっていましたが、応急的に修理した各世帯に水を送るポンプが正常に稼働することが確認でき、水が供給できるようになりました。
しかし、県や常総市ではあくまで「仮復旧」だとして、水質が安定していないため飲料水としては使用しないよう呼びかけるとともに、水の量が不足しているため、節水への協力も求めています。
このため、23日以降も給水車による給水が行われる予定です。
【水質検査】
茨城県は、常総市で一時断水した地域で水道に加入せず、井戸水を利用している世帯を対象に、無料の水質検査を実施しています。
検査が行われるのは、常総市役所本庁舎が25日、地域交流センターが23日と28日で、いずれも時間は午前9時から午後3時までとなっています。
井戸水を持ち込むために使う検査容器は、それぞれの場所で毎日配布しています。
【堤防】
国土交通省は9月21日、東日本豪雨による鬼怒川の決壊箇所での仮設堤防の工事現場を報道陣に公開し、工事の進捗状況を説明しました。それによると、仮堤防は24日には完成する予定です。
常総市は、完成すれば避難指示・勧告の解除を検討する考えを示しました。常総市は10日以来、約3万4000人に対しる避難指示・勧告を継続しています。
常総市三坂町では、高さ約4メートルの堤防が約200メートルにわたって決壊しました。国交省は決壊翌日の11日から24時間態勢で復旧工事にあたっており、19日夜には、決壊箇所に土砂を積み上げてコンクリート製のブロックで覆うことで堤防の応急復旧を終えました。
18日からは応急復旧と同時に、本堤防の工事中に堤防の役割を果たす、鉄製の板(矢板)を使用した仮設堤防を設置する工事が進められています。仮設堤防の設置工事の進捗状況は21日午前4時の時点で23%です。
仮設堤防は、長さ10メートル、幅90センチの鉄製の板約600枚を地中に埋めて高さ約4メートルの壁を2重に築き、その間に石や土砂を詰めて作ります。応急復旧箇所を囲むように作られるため、全長は約250メートルになる予定です。国交省によると、仮設堤防は10年に1度の大雨にも耐え得る強度を持ちます。
仮設堤防が完成し次第、決壊の原因や工事費用、地質などについて調査が行われ、その後、応急復旧した部分を取り壊して本堤防の工事が行われます。国交省は、本堤防の建設工事開始は11月以降になるとしている。本堤防が完成した後、仮設堤防は撤去されます。
【電話】
NTTは、常総市役所と石下西中学校の避難所の2か所に無料の公衆電話を設置しています。
【医療】
日本赤十字社は23日、石下総合体育館と常総市役所、きぬ医師会病院に引き続き救護所を設けます。
【学校】
休校が続いていた学校の一部ではシルバーウィーク明け、24日から授業を再開します。
常総市内の石下紫峰高校と水海道第一高校それに、結城市内の鬼怒商業高校は24日から時間を短縮して授業を再開します。
一方、常総市内の合わせて6つの小・中学校と水海道第二高校については、授業再開の日程は決まっていません。
【災害廃棄物(ゴミ)】
常総市などに、23日もがれきなどの災害廃棄物の仮置き場が設置されます。
場所は水海道にある「ポリテクセンター茨城」と三坂町に現在、建設中の「常総インターチェンジ」の用地の一部、下妻市中居指にある「クリ−ンポート・きぬ」と「きぬアクアステーション」、坂東市神田山の「宝堀運動公園野球場」の合わせて5か所で、天候や道路の状況によって受け入れが中止される可能性もあります。
【運転免許証の再交付】
茨城県警察本部では、運転免許証をなくした被災者を対象に、再交付するための窓口を今月30日まで常総警察署に設けています。被災者は、運転免許証や車庫証明、それに道路使用許可証などの再交付にかかる手数料が来年3月31日までの間、免除されます。
【預貯金の引き出し】
常陽銀行はシルバーウィーク 中、預金の引き出しや融資の相談などを受け付ける「休日災害ご相談窓口」を水海道支店と石下支店に設けています。
また、連休中は、電話による相談も受け付けています。番号は通帳、カードの紛失が0120−865−262。金融の相談が、0120−001−769です。
県内の各金融機関は、被災した人たちを対象に、通帳などを紛失した場合でも預金者であることが確認されれば原則10万円を上限に払い戻すほか、印鑑を紛失した場合でもぼ印で払い戻しに応じるということです。
さらに、住宅の修復のための資金を、通常よりも低い金利で貸し出すことにしています。また、それぞれ専用の口座を設けて全国からの義援金も受け付けています。
【学生への支援】
県教育委員会は、豪雨で被災し、家計が悪化した家庭の高校生を対象に県育英奨学資金を無利子で貸与します。対象は、県内に親や保護者が住む高校生で、月額1万8000円から3万5000円を無利子で貸与します。申請は、在学する学校を通して行います。
【連休明けのボランティアの受け入れ】
シルバーウィーク期間中の集合場所となっていた、「TX守谷駅西口ロータリー」からのピストンバス、「前川製作所駐車場」でのパークアンドライドは、9月23日で終了となります。
24日以降は、ボランティア募集の集合場所が次のとおり変更となります。
○茨城県災害ボランティアセンター
(常総市鴻野山字芝原1670番地:石下総合運動公園内)
○常総市災害ボランティアセンター
(常総市中妻町2643−1:常総市心身障害者センター内)
茨城県は、常総市で一時断水した地域で水道に加入せず、井戸水を利用している世帯を対象に、無料の水質検査を実施しています。
検査が行われるのは、常総市役所本庁舎が25日、地域交流センターが23日と28日で、いずれも時間は午前9時から午後3時までとなっています。
井戸水を持ち込むために使う検査容器は、それぞれの場所で毎日配布しています。
【堤防】
国土交通省は9月21日、東日本豪雨による鬼怒川の決壊箇所での仮設堤防の工事現場を報道陣に公開し、工事の進捗状況を説明しました。それによると、仮堤防は24日には完成する予定です。
常総市は、完成すれば避難指示・勧告の解除を検討する考えを示しました。常総市は10日以来、約3万4000人に対しる避難指示・勧告を継続しています。
常総市三坂町では、高さ約4メートルの堤防が約200メートルにわたって決壊しました。国交省は決壊翌日の11日から24時間態勢で復旧工事にあたっており、19日夜には、決壊箇所に土砂を積み上げてコンクリート製のブロックで覆うことで堤防の応急復旧を終えました。
18日からは応急復旧と同時に、本堤防の工事中に堤防の役割を果たす、鉄製の板(矢板)を使用した仮設堤防を設置する工事が進められています。仮設堤防の設置工事の進捗状況は21日午前4時の時点で23%です。
仮設堤防は、長さ10メートル、幅90センチの鉄製の板約600枚を地中に埋めて高さ約4メートルの壁を2重に築き、その間に石や土砂を詰めて作ります。応急復旧箇所を囲むように作られるため、全長は約250メートルになる予定です。国交省によると、仮設堤防は10年に1度の大雨にも耐え得る強度を持ちます。
仮設堤防が完成し次第、決壊の原因や工事費用、地質などについて調査が行われ、その後、応急復旧した部分を取り壊して本堤防の工事が行われます。国交省は、本堤防の建設工事開始は11月以降になるとしている。本堤防が完成した後、仮設堤防は撤去されます。
【電話】
NTTは、常総市役所と石下西中学校の避難所の2か所に無料の公衆電話を設置しています。
【医療】
日本赤十字社は23日、石下総合体育館と常総市役所、きぬ医師会病院に引き続き救護所を設けます。
【学校】
休校が続いていた学校の一部ではシルバーウィーク明け、24日から授業を再開します。
常総市内の石下紫峰高校と水海道第一高校それに、結城市内の鬼怒商業高校は24日から時間を短縮して授業を再開します。
一方、常総市内の合わせて6つの小・中学校と水海道第二高校については、授業再開の日程は決まっていません。
【災害廃棄物(ゴミ)】
常総市などに、23日もがれきなどの災害廃棄物の仮置き場が設置されます。
場所は水海道にある「ポリテクセンター茨城」と三坂町に現在、建設中の「常総インターチェンジ」の用地の一部、下妻市中居指にある「クリ−ンポート・きぬ」と「きぬアクアステーション」、坂東市神田山の「宝堀運動公園野球場」の合わせて5か所で、天候や道路の状況によって受け入れが中止される可能性もあります。
【運転免許証の再交付】
茨城県警察本部では、運転免許証をなくした被災者を対象に、再交付するための窓口を今月30日まで常総警察署に設けています。被災者は、運転免許証や車庫証明、それに道路使用許可証などの再交付にかかる手数料が来年3月31日までの間、免除されます。
【預貯金の引き出し】
常陽銀行はシルバーウィーク 中、預金の引き出しや融資の相談などを受け付ける「休日災害ご相談窓口」を水海道支店と石下支店に設けています。
また、連休中は、電話による相談も受け付けています。番号は通帳、カードの紛失が0120−865−262。金融の相談が、0120−001−769です。
県内の各金融機関は、被災した人たちを対象に、通帳などを紛失した場合でも預金者であることが確認されれば原則10万円を上限に払い戻すほか、印鑑を紛失した場合でもぼ印で払い戻しに応じるということです。
さらに、住宅の修復のための資金を、通常よりも低い金利で貸し出すことにしています。また、それぞれ専用の口座を設けて全国からの義援金も受け付けています。
【学生への支援】
県教育委員会は、豪雨で被災し、家計が悪化した家庭の高校生を対象に県育英奨学資金を無利子で貸与します。対象は、県内に親や保護者が住む高校生で、月額1万8000円から3万5000円を無利子で貸与します。申請は、在学する学校を通して行います。
【連休明けのボランティアの受け入れ】
シルバーウィーク期間中の集合場所となっていた、「TX守谷駅西口ロータリー」からのピストンバス、「前川製作所駐車場」でのパークアンドライドは、9月23日で終了となります。
24日以降は、ボランティア募集の集合場所が次のとおり変更となります。
○茨城県災害ボランティアセンター
(常総市鴻野山字芝原1670番地:石下総合運動公園内)
○常総市災害ボランティアセンター
(常総市中妻町2643−1:常総市心身障害者センター内)