12月25日、井手よしひろ県議は日立市議会公明党のメンバーと日立市役所新築工事現場を視察しました。
 東日本大震災で大きな被害を受けた日立市役所の新庁舎建設工事が順調に進んでいます。この新庁舎は、世界的な建築・妹島和世さんの設計。地下1階、地上7階建、延床面積2万5千平方メートルで、地震にも強い免震構造となっています。工事費の増大が懸念され昨年8月の一回目の入札では予定価格内に納まらず、不調となっていました。当初の設計を大幅に見直して、今年3月入札が成立、第2期工事なども含めた総事業費は130億円となりました。
 これまでに、車両棟などの解体、非常用井戸・非常用燃料タンクの設置、掘削工事などが行われ、現在は地下部分の鉄筋、コンクリート打設工事を行っています。新庁舎は約9mの掘削を行い、 直接支持地盤に基礎コシクリートを打設します。岩盤が地表面に近いため、 基礎杭を使わない工法が使われています。
 今後は、 免震装置の設置を行い、 地上部の躯体工事を進められます。新庁舎は平成29年4月の完成を目指し、今後も安全に工事を進めていきます。