常総被災者支援のための家電品を寄贈いただきました。
 2015年の年末、関東・東北豪雨被害の復旧・復興に向けて懸命の努力が続いています。
 茨城県と千葉県で被災支援の活動を続けている子どもたちのボランティア団体・ピノキオクラフトクラブに、株式会社ヤマダ電機より、被災した住民に対して無償で多数の家電品をご提供いただきました。
 ピノキオクラフトクラブは、幼稚園児から高校生までの子ども達が主催するチャリティー工作教室で得た収益を活かして、被災地の復興支援に3年前から継続して取り組んでいる子どもたちだけの被災地復興支援ボランティア団体です。代表の松村雅生さんのもと、約60名の子ども達が所属しています。常総市では発災以降継続して高齢者の方々への支援活動をしています。支援物資の仕分け場では高齢者の付き添いと荷物運びの手伝い。食料品や日用品を被災した高齢者の方々の自宅に配達。高齢者の方々の自宅や敷地内の掃除。高齢者の方々の家の補修などを行ってきました。多くの方々から支援物資の寄付を取り寄せて高齢者の方々に配達もしています。
 しかし、発災から日時が経過し、提供される電化製品も少なくなってきました。今回は子どもたちの声を聞き入れて頂いたヤマダ電機様から多量の電化製品を寄贈いただきました。 寄贈された家電品は、冷蔵庫5台、炊飯器5台、洗濯機5台、ホットカーペット7枚、掃除機5台、テレビ6台など33点です。
 12月30日に行われた寄贈式では、ピノキオクラフトクラブの子どもたちが御礼の言葉を述べ、ヤマダ電機の担当者から寄贈の目録と炊飯器を受け取りました。常総社協で寄贈式を行った後、早速、水害で全て家電品を失った高齢者のお宅に2軒を回り、冷蔵庫や洗濯機を子供たちが持参し、設置しました。テレビを受け取ったお年寄りは「これで紅白歌合戦が見れる」と喜んでくださいました。
 また、井手よしひろ県議は、日立、水戸市内の支援者からお預かりした冷蔵庫やこたつ、ホットカーペット、電気あんかを、ピノキオクラフトクラブの子供たちに預けました。