いばキラTVのトップ
 平成28年度、「いばキラTV」は大きな節目を迎えます。今年度までは、震災復興のための緊急雇用創出交付金を活用して事業を展開してきました。来年度はこの交付金が終了するために、新たな県独自の財源で運営することになりました。平成28年度の予算額は1億2434万円で、予算規模は昨年までの約半額に削減
されます。制作・配信予定数は年間250本程度と前年の3分1程度に圧縮することにしており、コンテンツ一本一本の質の向上に期することとしています。
 地方創生が叫ばれる中で、交流人口の拡大や、UIJターン、海外展開の促進に資するために、茨城県の特長や魅力などを、発信する番組を充実させることに重点をおきます。
日本一のネット放送局を目指して 「いばキラTV」の創設から、その重要性や活用を訴えてきた井手よしひろ県議は、今後「いばキラTV」 の方向性について、2つ具体的に提案しています。
 その第1は「いばキラTV」のキラーコンテンツを創り、育てるということです。
 別項に示した歴代の人気コンテンツを見てみると、茨城出身の世界的アーティスト「鈴華ゆう子」さん、納豆の妖精「ねば〜る君」、ミス大食い「桝渕祥与」さんなど、群を抜く視聴数のコンテンツがありました。
 また、高校スポーツの実況も人気コンテンツです。
 茨城から世界に羽ばたこうとする若手のアーチストや運動選手などに積極的に光を当てていくべきだと思います。
 また、県民自らが制作した動画コンテンツの発表の場を提供することも大事だと思います。
 第2点は、県内外のインターネットサイトや一般のテレビ番組、ケーブルテレビなどとの連携の強化です。
動画のデジタル化が進み、ハイビション(HD)動画、4K動画などの規格で、しっかりとしたコンテンツづくりをしていけば、その番組はネットのみならず、テレビやケーブルテレビでも相互に配信ができるようになりました。
 現在でも、井手県議の地元日立市のケーブルテレビが制作している日立出身の神保佳永シェフが茨城のおいしい食材を使った料理番組は、ケーブルテレビと「いばキラTV」が相方で配信されています。
 茨城のすばらしい風景や地元の貴重なお祭りなどを取材した「絶景茨城」というクオリティの高いシリーズがあります。
 しかし、一部のひたち海浜公園のネモフィラを紹介する番組以外、視聴者数があまり伸びません。
 やはり、すばらしい風景は、まず写真によって見ていただく必要がありますから、観光案内、地域の魅力発信のホームページとの連係がとうしても必要となります。
 パソコンにおいては大画面、大画素数の質の高い写真を使ったホームページ。アクセススの過半以上を占める、モバイル(特にスマホ)に最適化したホームページの作成を、「いばキラTV」とは別の部間、例えば4月から新たに設置される茨城県観光局などで作成し、「いばキラTV」と連携することを提案します。


いばキラTVの8500以上あるコンテンツの中でもベスト2の視聴数を誇る「のびしろ日本一。いばらき県」PR動画 (平成27年度いばらきを知ろう!大キャンペーン)

参考:いばキラTVのHP