5月26日、井手よしひろ県議は茨城空港利用促進協議会の総会に出席しました。
茨城空港は2010年3月11日に開港しました。当初、無用の長物と揶揄され赤字地方空港の筆頭格に挙げれれていました。しかし、井手県議ら県議会などの提案を受けて、LCCに特化した使いやすい空港という、これまで日本には存在しなかったコンセプトを取り入れ、国内線ではスカイマーク、国際線では中国春秋航空、南方空港などを中心に利用客を拡大してきました。また、地元小美玉市を中心に、地方活性化の拠点として、様々なイベントや「空の駅・そらら」の整備などによって多くのお客様を呼び込んでいます。
平成27年度は、国内線を運航するスカイマークの民事再生の完了し、札幌、神戸、福岡、那覇の主要4路線が確保されています。国際線の中国春秋航空、中国南方航空、台湾Vエアー利用客なども順調です。また、ターミナルビルの拡張、免税店の新設が行われ、沖縄方面には17校の修学旅行の利用がありました。
こうした取り組みで茨城空港の利用客は55万人を超えました。茨城空港を訪れた方は140万人を超えています。
茨城空港は、航空自衛隊の百里基地との共用空港です。国内線で就航しているのはスカイマークだけですが、国際線では春秋航空が上海線を、中国南方航空の深セン線を飛ばしています。さらに3月15日には台湾のLCC・Vエアが台北から就航しています。
国内線を運航するスカイマークの幹部は「我々が経営破綻した時、親身に対応してくれたのが茨城空港だった」と、語っているといわれます。茨城県にとっても、唯一の国内線を飛ばすスカイマークが撤退となれば、そのダメージははかり知れません。
茨城空港の魅力は、何といってもその使いやすさ、便利さです。
例えば、井手県議が住む県北地域の日立市から神戸に向かう際、朝6:00に家を車で出れば、8:05のスカイマーク便にゆっくりと間に合います。駐車場は何日停めても無料ですから追加の出費はありません。8:05発のスカイマークは、9:20に神戸空港に到着します。関西地域での午前中のビジネスユースや観光に充分間に合います。
料金も1泊2日の往復航空運賃とホテル込みのプランで、16800円からあります。
茨城空港の利便性を広く発信して、スカイマーク以外の国内便も就航を図りたいと思います。