県北芸術祭カウントダウンボード
 6月9日、今秋、茨城県の県北6市町で開催される国際アートフェスティバル「茨城県北芸術祭2016」のカウントダウンボードが、茨城県庁と北茨城市の県立天心記念五浦美術館の設置され、お披露目されました。
 県北芸術祭は、今年9月17日から11月20日までの65日間開催。日立、高萩、北茨城の海側の3市、常陸太田、常陸大宮、大子の山側の2市1町を舞台に、現代アートのトップアーチスト、新進気鋭の芸術家、地域ボランティアなど多彩な展示やパフォーマンスなどが行われます。
 カウントダウンボートは、開会まで100日の節目に点灯されました。現在までに、約90組の参加アーティストが決まり、地元支援ボランティアの活動も始まりました。市町村の様々な企画もスタートしています。
観賞パスポートは7月1日から販売、前売りで2000円
 県北芸術祭の入場券、いわゆるパスポートの概要も決まってきました。観賞パスポートは、7月1日から販売開始。県北芸術祭の期間を通して有効で、天心記念五浦美術館、日立シビックセンター、日立博物館などの有料施設が一冊のパスポートで観賞できます。
 パスポートの価格は2000円(当日販売は2500円)です。高校生や65歳以上は1000円(1500円)。中学生以下、障がい者は無料です。
 このパスポートは、天心記念五浦美術館や日立シビックセンターなどで販売されるほか、コンビニエンスストアでもチケット販売端末から購入できます。

県北芸術祭観賞ツアー、宿泊代を最大5000円割引
 また、茨城県は宿泊をともなう観光客を誘致するため「来て見て県北誘客事業」を展開します。県北芸術祭のパスポートと組み合わせた宿泊プランが割引となる「電子クーポン」と宿泊割引券を発行します。
 額面5000円の電子クーポン、宿泊券を半額の2500円で販売します。1人あたり最大2枚利用できますので、割引額は最大5000円となります。一泊1万円のホテルに県北芸術祭のパスポートを組み合わせると総額1万2000円が7000円で利用できるようになります。
 利用できる期間は9月16日から11月21日までです。県北6市町のホテル、旅館、民宿などで利用できます。
 電子クーポンは、じゃらん、楽天などの宿泊予約サイトで利用できます。5500枚の販売を予定しています。宿泊割引券は往復ハガキによる申し込みで販売します。販売数は500枚限定です。電子クーポンも宿泊割引券も、茨城県外の居住者のみが利用できます。
 茨城県では県北芸術祭のPRにつとめ、来場者の拡大を図ることにしています。

茨城県北芸術祭