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県北6市町に星座描く「いばらきけんぽく座」プロジェクト始動
 6月11日、12日の両日、県北6市町を巨大な「キャンバス」に見立て、人工衛星を利用して各市町の6つの星を結ぶ星座「いばらきけんぽく座」を描くアートプロジェクトのワークショップが開かれました。
 「星」となる電波反射器を各市町に1カ所ずつ配置し、8月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星「だいち2号」から撮影します。9月17日より開かれる「茨城県北芸術祭」のプレ企画で、11日は常陸大宮市高部の旧美和中で住民ら約70人が参加し、電波反射器を作るワークショップが行われました。
 このプロジェクトは、金沢美術工芸大がJAXAと共同で取り組む「だいちの星座プロジェクト」の一環で、県北芸術祭の一般公募で採用されました。これまでにも鹿児島県種子島やつくば市、守谷市などで実施され、今回は撮影範囲が約50キロ四方と最大規模となる予定です。
 地上の星座は、上空約630キロの軌道を回るだいち2号から電波を放射して撮影。画像解析により、電波反射器の部分を星のように白く浮き上がらせます。
 「星」を配置するのは、旧美和中のほか、旧上岡小(大子町)▽白羽スポーツ広場(常陸太田市)▽雨情の里スポーツ広場(北茨城市)▽さくら宇宙公園(高萩市)▽茨城大日立キャンパス(日立市)の6箇所です。
 グラウンドなどに電波反射器を各10個程度並べ、8月11日に撮影します。県北芸術祭会期中には、完成した星座とともに電波反射器を作品として展示します。
 金沢美術工芸大の鈴木浩之准教授は「これだけの規模は未知の世界。アートとサイエンスを融合させ、きれいな星座を描き出したい」と意気込んでいます。
参考:大地の星座プロジェクトのHPhttp://www.daichinoseiza.info/

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