
6月26日、NHKの討論番組「日曜討論」に主席した日本共産党の藤野保史政策委員長は、防衛費が初めて5兆円を超えた平成28年度予算を念頭に「人を殺すための予算でなく、人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ」と述べました。これに対して、公明党の石田祝稔政務調査会長は「取り消した方がいい。『人を殺すための予算』だと(の発言)は大問題だ」と厳しく窘めました。自民党の稲田朋美政調会長も「言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためのもの」と反論。野党出席者からも「政治家の発言としてまずい」(日本のこころを大切にする党)、「訂正した方がいい」(おおさか維新の会)との声が上がりましたが、藤野委員長は応じませんでした。
共産党幹部の問題発言に対して、公明党の山口那津男代表は同日、埼玉県内での街頭演説で「耳を疑った。自衛隊はこれまで外国で1人の命も奪ったことはない。それどころか、(大震災や豪雨被害で)命懸けで人の命を助けてきた。とんでもない発言だ」と強く批判しました。
その後この発言について、藤野委員長は夕刻になって訂正をしたとのことですが、より大きな問題は確信犯の共産党の発言ではないと考えています。
この共産党の発言に、一言も訂正を求めなかった民進党こと問題です!民進党(旧民主党)は、仮にも政権を握り、防衛大臣を輩出した政党のはずです。 共産党の誤った主張に異議を示さないということは、その考えを認めていると言うことなのでしょうか?
共産党との選挙協力優先に重要法案を廃案にした民進党
終盤国会でも民進党の為体が際立っていました。成立が見込まれていた重要な法案の審議が、突然ストップしてしまいました。
例えば『教育機会確保法案』。この法律は、フリースクールを活用して、学校に行けない子どもたちのために多様な教育機会を確保することや、夜間中学への支援を定めた議員立法です。これまで、公明党を含む超党派の議員連盟が、数年かけて検討を進め、ようやく今国会に共同提出することができました。民進党も本法案の提出会派に名を連ねており、それは、賛否について、既に党内の承認手続きが済んでいるということを意味しました。
ところが、いざ審議に入ろうとした途端、「全会一致でないものは処理しない」として審議拒否に転じてしまいました。つまり、共産党が反対する法案は、たとえ国民生活に重要な法案であっても審議しないとの判断に立ったのです。共産党の主張にそぐわない法案の審議を取り下げることで、野党共闘を優先させたのです。
この他にも、『休眠預金活用法案』などが、同様の理由で成立が見送られてしまいました。
共産党との選挙協力で、むしろ民進党の方が腐ってきている、と言わざるをえません。
公明党の遠山清彦衆議院議員は演説会で「民進党の岡田克也代表と、共産党の志位和夫委員長の名前をくっつけると、『岡(おか)・志位(しい)』コンビです」「民進党は共産党と選挙協力はするが、理念も政策も違うので政権は一緒にやらないと言っている。子供だましのごまかしだ」と指摘しました。
「岡志位(おかしい)コンビ」には断じて負けられない、今回の参院選です!
終盤国会でも民進党の為体が際立っていました。成立が見込まれていた重要な法案の審議が、突然ストップしてしまいました。
例えば『教育機会確保法案』。この法律は、フリースクールを活用して、学校に行けない子どもたちのために多様な教育機会を確保することや、夜間中学への支援を定めた議員立法です。これまで、公明党を含む超党派の議員連盟が、数年かけて検討を進め、ようやく今国会に共同提出することができました。民進党も本法案の提出会派に名を連ねており、それは、賛否について、既に党内の承認手続きが済んでいるということを意味しました。
ところが、いざ審議に入ろうとした途端、「全会一致でないものは処理しない」として審議拒否に転じてしまいました。つまり、共産党が反対する法案は、たとえ国民生活に重要な法案であっても審議しないとの判断に立ったのです。共産党の主張にそぐわない法案の審議を取り下げることで、野党共闘を優先させたのです。
この他にも、『休眠預金活用法案』などが、同様の理由で成立が見送られてしまいました。
共産党との選挙協力で、むしろ民進党の方が腐ってきている、と言わざるをえません。
公明党の遠山清彦衆議院議員は演説会で「民進党の岡田克也代表と、共産党の志位和夫委員長の名前をくっつけると、『岡(おか)・志位(しい)』コンビです」「民進党は共産党と選挙協力はするが、理念も政策も違うので政権は一緒にやらないと言っている。子供だましのごまかしだ」と指摘しました。
「岡志位(おかしい)コンビ」には断じて負けられない、今回の参院選です!