7月10日、日立市が誇るかみね動物園が、昭和32年に開園して以来、入園者数が2000万人を突破しました。
記念すべき2000万人目のお客様は、那珂市からいらっしゃった4人家族。クス玉割りや2000万人達成の認定書授与など記念のセレモニーが行われました。マスコミも駆けつけ、突然時の人となったご家族は、とても驚かれていました。セレモニーを終え囲み取材を受けたたあとは、プレゼントされたカピバラのぬいぐるみを大事そうに抱え、動物たちとの触れ合いを楽しまれていました。
かみね動物園は、昭和32年6月に開園し来年で還暦を迎えます。現在は70種、約500点の動物を展示しています。入園者数のピークは70年度の約45万9千人。その後、30万人台を割り込む時期もありましたが、チンパンジー舎のリニューアルやリスザル舎の改修、拠点施設「ふれあいプラザかみね」建設などにも取り組んできた。 こうした取り組みが奏功し、来場客は持ち直し2009年度からは30万人台を維持しています。
かみね動物園では、100万人単位でこうした記念セレモニーを行ってきました。前回1900万人目を数えたのが平成25年6月8日。ほぼ3年刻みの間隔で100万人達成の節目のイベントを行っています。
生江信孝園長は、「当園ではほぼ3年ごとに栄えある認定書を差し上げています。一人ひとりのお客様の積み上げが数字を達成するわけで、これまでいらした2000万人すべてのお客様に改めて感謝申し上げる次第です。これからも3年ごととは言わず、少しでもその間隔が短くなっていけるようさらにたくさんのお客様に楽しんでもらえる動物園を目指していきたいと思います」と、感謝と決意を語っていました。
参考:かみね動物園のHP http://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/index.html