7月22日、待望のポケモンGO(Pokemon GO)の日本での配信が開始されました。
 ポケモンGOは、スマートフィンを使ってプレーヤーが家の外に出て、自らの足で世界を歩きまわることで、はじめて楽しむことが出来るリアルワールドゲームです。プレイヤーのみなさんを現実世界での冒険に誘い、人々につながりをもたらし、世界を少しでも良い場所にしようという理念のもと、開発されました。
 開発に携わった、Game Freak開発本部長の増田順一とNintic CEOのJohn Hankeのメッセージです。

160722pika スマートフォンのゲーム、ポケモンGOのサービスが7月22日、日本でも始まりました。スマホの基本ソフト「アンドロイド」や「iOS」向けのゲームアプリが、午前10時すぎからダウンロードできるようになりました。
 井手よしひろ県議も、お昼前には愛用のiPhoneにアプリを入手。その魅力の一端を実際に味わいました。先行しているアメリカやヨーロッパでは大人気で、ポケモンはファン層が子どもから大人まで幅広く、日本でも爆発的なブームとなるでしょう。欧米の状況を踏まえて運営用のサーバーを強化し、アプリの修正などを行ったようですが、夕方にはサーバーの能力を超えてアクセスが集中したせいか、位置的にアクセスが出来なくなりました。また、「ポケモントレーナークラブアカウント」(ポケモンGOの公式ホームページ)のサービスが混雑のため、新規アカウントの作成などの利用ができない状況となっています。そのため、新規アカウントの作成ができない13歳未満の児童はポケモンGOをプレイすることは出来ません。
 ポケモンGOはスマホの画面を見ながら街を歩き、ポケモンを探すゲームです。カメラのモニター機能や位置情報などを利用することで、現実世界にポケモンが出現するような感覚が味わえます。捕まえたポケモンを成長させ、他の人のものと戦わせることもできます。いわゆる拡張現実(VR)の技術を本格的にスマホゲームに応用したものです。
 ポケモンGOは、ポケモンブランドを管理する「ポケモン」(東京)と米国のゲーム会社「ナイアンティック」、任天堂(京都)の3社が共同で企画しました。
 アプリのダウンロード自体はで、基本的に費用をかけずに遊べます。しかし、ゲームを有利に進めるアイテムを手に入れるため、有料のコインを購入する必要があります。
 海外では夢中になって交通事故に遭ったり、立ち入り禁止地域に入ったりする事例が相次いでいます。夏休みの子どもらが安全に楽しめるように、政府や学校などは事前に注意を呼びかけています。
 井手県議が実際にこのアプリを使ってみて感じることは、やはりかなり熱中し、プレイにのめり込むということです。自動車や自転車での移動中は、ポケモンをゲットできないように、移動スピードを制限することは比較的簡単にできるのでないでしょうか。また、立ち入り禁止場所に入らないよう、ポケモンが出現する場所を設定することは出来ないのでしょうか。注意喚起を繰り返すだけではなく、開発者の社会的責任も求めていくべきです。

参考:ポケモンGO」に関する注意喚起について(内閣サイバーセキュリティ)
ポケモンGO」に関する注意喚起について