7月29日、井手よしひろ県議は、熊本県南阿蘇村立野地区を視察しました。
立野地区は4月16日の熊本地震の本震で阿蘇大橋が崩落し、村の中心部との分断や断水が続いています。さらに、6月20日から続いた大雨で、斜面崩壊で逆方向の熊本市方面に抜ける国道も寸断され、陸の孤島状況が続いています。
地震と大雨のダブルパンチで、住宅の復旧はほとんど手付かずのように見えました。数組のボランティアが炎天下、屋根のブルーシートを張り替えていました。
豊肥本線のこの区間は、阿蘇外輪山の急勾配を列車が上るために、スイッチバックという方式が採用されていました。雄大な景色の名かで、スイッチバック区間を列車が悠々と走る姿は、鉄道ファンならずとも感動する光景でした。鉄道の復旧も今だめどがたっていません。