県北振興について食の専門家と意見交換

県議会一般質問


作品づくりに住民協力 県北芸術祭9月17日から
17日の「茨城県北芸術祭」開幕を控え、住民らが作品づくりの手助けやPRなどを行い、イベントの盛り上げに一役買っている。日立市多賀地区で10日に開かれた「よかっぺまつり」では、来場者や地元住民サポーターらが参加アーティストの力石咲さんとともに、常陸多賀駅や多賀市民プラザ周辺の街路樹や花壇、手すりなどをニットで包んだほか、家電製品で電子楽器を制作するアーティスト・和田永さんのサポーターは、来場者に楽器演奏体験を楽しんでもらうなどして、芸術祭への来場を呼び掛けた。
常陸多賀駅前商店街全体をニットでくるむ「ニット・インベーダーin日立」を計画するハイパーニットクリエイター・力石さんのプロジェクトは、同駅から国道6号までの直線約600メートル区間にある建造物などをオレンジ色にし、カラフルなまちへと変化させていく。
制作は8日、駅前から始まり「よかっぺまつり」に合わせて、ネットや口コミで市民らに制作協力を呼び掛けた。水戸市内から参加した茨城高校1年の青山陽佳里さんは「知人誘いで参加した。普段から自宅で編み物をしているが、自分の作品も見てもらえるので良い経験になる」と笑顔で話した。
芸術祭期間中もワークショップを開催し、作品を拡張させていく意向の力石さんは「常陸多賀のまちを少しずつニットでインベイジョン(侵略)していく。こつこつとサポーターと一緒に作業を進め、まちが非日常の姿になることで、気づきにつながればいい」としている。
県北芸術祭は17日から11月20日の65日間、県北6市町32会場で開かれ、作品数は約100点となる。
http://kenpoku-art.blog.jp/

歩数【6000】歩・移動距離【84】km