県北芸術祭の会場視察(日立駅周辺、常陸太田市北側)
常陸大宮市内で県政懇談会
県北芸術祭のバイオアート作品・三原聡一郎常陸太田市の旧自然休養村管理センター
床上には、県北地域の苔で作られた苔玉がさりげなく置かれています。目を離した瞬間、苔玉の気配を感じるかもしれません。
三原聡一郎は、世界の砂の多様さに魅了され、土壌のリサーチをする中で砂や土に棲息する微生物で発電する微生物燃料電池(MFC)に出会いました。2000年頃から活発化したこの科学分野では、素材研究、植物他の生命との組合せなどの基礎実験が行われ、そのいくつかは個人でも実践可能です。
アーティストはこの技術が成熟した時代の芸術を構想し、苔玉が生む電気で気配を成立させる目標のため、発電とエネルギーの体験方法を試行錯誤していきます。
会期中、苔から生まれたエネルギーで苔玉が歌い踊り出すかもしれません。その光景は人間にどう映るのでしょうか?
歩数【4500】歩・移動距離【89】km