公明党茨城県本部大会
 9月24日、第11回公明党茨城県本部大会が水戸市内で開催され、井手よしひろ県議が県本部代表に再任されました。このブログでは、井手県議の県代表挨拶を掲載します。

 本日はお忙しい中、公明党茨城県本部の代議員の皆さまには、休日の公務ご多繁の中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
 国土交通大臣に就任した石井啓一衆議院議員の後を受け、微力ながら県本部代表の任を受け、1年3カ月余りが経過しました。今日までの間、皆さまの献身的な戦いに支えられ、地域の灯台、公明党茨城県本部の戦いを進めさせていただくことが出来ました。重ねて御礼申し上げます。

 昨年9月には、関東・東北豪雨が発生し、常総市を中心に大きな被害が発生しました。残念ながら、永年地域の第一戦で戦われた我が党の党員もお一人、犠牲となられました。心からお悔やみ申し上げます。
 大きな被害にもかかわらず、被災地の公明党議員の皆さまは、献身的に被災した方の生活再建をするため、地域を復旧・復興を進めるために戦い続けていただきました。
 自動車取得税の免除や、半壊世帯への県独自の支援制度など、公明党ならではの支援策を創設することが出来ました。
 10月に国土交通大臣に就任した石井国交大臣には、就任後3日で被災地常総入りしいただき、鬼怒川緊急プロジェクトとして600億円の予算を決めていただきました。現場に公明党あり、即断即決、弱いものを守る公明党の面目躍如の結果を示して下さいました。
挨拶する井手県代表 そして、今年7月の参議院選挙。平和安全法制の逆風の中、まさに必死の戦いでした。結果は、長沢広明さんが比例区全国最多投票、支援をした埼玉、神奈川、兵庫など選挙区全員当選など、過去最高の大勝利を勝ち取りました。 「希望が、ゆきわたる国へ」―。公明党は先の参院選でこのスローガンを掲げ、国民に政策を訴え抜きました。この参院選で公明党が躍進した意味を顧みれば、国民、県民から寄せられた期待が極めて大きいことを自覚しなければなりません。自公政権の発足以来、日本経済は着実に回復に向かっておりますが、まだ道半ばです。ようやく見え始めた「希望」を、県内隅々まで、中小企業・小規模事業者、農林水産業者、個人・家計へと必ず広げなければなりません。

 これから、公明党が取り組むべき最重要課題は、経済再生と社会保障の充実です。「成長と分配の好循環」を加速させ、成長の成果を適切に「分配」し、全国隅々までゆきわたらせなければなりません。そのためにも公明党のネットワークの力をフル回転してまいりたいとおもいます。
 さらに、茨城県にあっては、地方創生の最先端に立って、地域を元気にする戦いを邁進しなくてはなりません。

 結党50年を記念する前回の党大会から2年。皆さまの結束の力と血のにじむような闘いで、公明党は衆院選、統一地方選、参院選の三つの大きな政治決戦、また県内各地の統一外地方選で連続勝利を重ね、県本部の基盤は一層強固となりました。茨城県政でも、公明党が政治の安定に果たす役割は、ますます重要なものになったと自負しております。

 来年夏には最大の統一外地方選である東京都議選が行われます。2020年のオリンピック・パラリンピック開催を控え、課題山積の都政にあって、都議会公明党が都政の刷新・前進の要とならなければなりません。党の総力を挙げて、首都決戦の全員当選を勝ち取ってまいりましょう。
 一方茨城県にあっては、来年秋に県知事選が行われ、再来年12月には県議選が行われます。東海第2原発の再稼働問題や人口減少への課題など、茨城県にとっては大きな政治の節目となります。

 さらに、3年後の2019年に統一地方選と参院選が同じ年に行われます。党の基盤を緩むことなく強固なものに築き上げていくことが必要です。

 その間、今年の年末以降、衆院の解散総選挙が視野に入ってきます。もとより衆院選は「常在戦場」の心構えでありますが、断じて勝ち抜くために本日よりは全議員が一層の緊張感を持たなければなりません。

 さあ、皆さん! 一人一人が獅子奮迅の力を奮い起こし、団結も固く、次の「勝利の峰」を共々に登攀しようではありませんか! 私自身、その先駆けとなって闘います。決意も新たに、圧倒的な勝利の歴史を築こうではありませんか!