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茨城県近代美術館:東山魁夷の大作「唐招提寺御影堂障壁画」を初公開
 戦後を代表する日本画家、東山魁夷が10年の歳月をかけて完成させた「唐招提寺御影堂障壁画」が、3月11日から、茨城県近代美術館で公開されています。唐招提寺を開いた鑑真和上が海を渡って訪れた日本の自然美と、中国の風景を68面のふすまや床の間に描いた「東山芸術の集大成」といわれています。会期は4月2日までです。
 ふすま絵と床の間の絵68面で構成される障壁画は、総延長約80メートルに及ぶ大作。構想から完成まで10年を要しました。中国の鑑真和上が訪れた、青や緑を基調に彩られた日本の山海と、水墨で表現した中国風景を調和させています。
 68面のうち、「濤声」は日本の海が鮮やかな青色で描かれ、「揚州薫風」は鑑真和上の故郷中国の壮大な風景が墨一色で表現されています。
 会場では、畳敷きの展示台を設けた臨場感あふれる空間に、障壁画を立体的に陳列。障壁画を制作するため、東山氏が日本や中国各地でしたためたスケッチや下図、試作なども合わせて展示しています。
 東山氏は東京美術学校を卒業後、ドイツに留学。戦後は日展を中心に風景画を数多く発表。68年には皇居新宮殿壁画を完成させるなど日本画壇を代表する一人として活躍。翌69年、文化勲章を受章しました。

歩数【6000】歩・移動距離【82】km