水戸の梅まつり、偕楽園好文亭でプロジェクション・マッピング上映
3月18日、水戸の梅まつりの一環として、偕楽園の好文亭でプロジェクションマッピング(PM)が上映されました。
目の前で梅が舞うように見えたり、ふすま絵が登場したりする演出を楽しみながら、偕楽園の歴史をたどる内容です。日頃なじみのない好文亭の雨戸を閉めるシーンなども登場しました。
制作にあたったのは、県職員の萩野谷正気さん。PMに挑戦したきっかけは、一昨年春に偕楽園や弘道館が日本遺産に登録されたことです。水戸の歴史や文化を一人でも多くの人に知ってもらいたいと考えました。
専門の業者に発注すればかなりの予算が必要になることから萩野谷さんは、ネット上の動画を見ながら、専用ソフトを使って独学。作品の資料集め、撮影、音楽の選定、編集作業まで友人とのネットワークを生かしながら制作しました。昨春、弘道館の正門で上映した第一作目は、門を鮮やかに映す光の演出に弘道館の歴史を伝える映像もまじえ、4800人の見物客を魅了しました。
第2弾の今回は、昨夏から構想を開始。コンピューターグラフィックスの動きが豊富な専用ソフトを買い、BGMは知人に頼んでピアノやチェロ、ウクレレを演奏してもらった。戦前などの好文亭の白黒写真や動画に色づけし、映像に盛り込みました。
50人定員で10回上映されたPM。SNSなどの口コミでこの日の上映を知った人たちが、整理券配布の1時間前には150人以上並んでいました。好文亭という歴史的に貴重な会場で映し出されたPMに、観客からは惜しみない拍手が贈られていました。
(2017/3/18撮影)
専門の業者に発注すればかなりの予算が必要になることから萩野谷さんは、ネット上の動画を見ながら、専用ソフトを使って独学。作品の資料集め、撮影、音楽の選定、編集作業まで友人とのネットワークを生かしながら制作しました。昨春、弘道館の正門で上映した第一作目は、門を鮮やかに映す光の演出に弘道館の歴史を伝える映像もまじえ、4800人の見物客を魅了しました。
第2弾の今回は、昨夏から構想を開始。コンピューターグラフィックスの動きが豊富な専用ソフトを買い、BGMは知人に頼んでピアノやチェロ、ウクレレを演奏してもらった。戦前などの好文亭の白黒写真や動画に色づけし、映像に盛り込みました。
50人定員で10回上映されたPM。SNSなどの口コミでこの日の上映を知った人たちが、整理券配布の1時間前には150人以上並んでいました。好文亭という歴史的に貴重な会場で映し出されたPMに、観客からは惜しみない拍手が贈られていました。
(2017/3/18撮影)