鵜の岬
 日立市十王町の茨城県立国民宿舎「鵜の岬」の宿泊利用率が、全国91の国民宿舎の中で28年連続1位となったことがわかりました。
 国民宿舎協会が、6月6日発表した平成28年度宿泊利用率が87.6%となり、1989年から続く日本一を更新しました。宮島裕支配人は「素晴らしい自然環境と旬の食材を使った料理、おもてなしの取り組みが評価された」と、マスコミの取材に答えています。
 鵜の岬によると、昨年度の利用者のうち県内は44%、県外56%となっています。年間の宿泊利用率は東日本大震災前は、90%を上回っていましたが、震災後の2011年度以降、88%台で推移しています。宿泊利用率は、客室ごとの定員に対する利用している人の割合で、客室自体はほぼ連日満室です。
 利用率のデータは、夫婦2人などの少人数での利用が増えているためと推測されます。
 鵜の岬は昨年度から本館4〜4階の客室の修繕に着手しています。今年度中に全ての部屋が、リニューアルされる予定です。
 国民宿舎協会によると、2位は岡山県の「サンロード吉備路」の72.3%、3位は千葉県の「サンライズ九十九里」の62.3%でした。
参考:平成28年度の全国国民宿舎利用率トップ10
第1位鵜の岬
茨城
87.6%
第2位サンロード吉備路
岡山
(Web予約可)
72.3%
第3位サンライズ
九十九里

千葉
(Web予約可)
62.3%
第4位いわき荘
青森
(Web予約可)
60.7%
第5位海峡ビュー
しものせき

山口
(Web予約可)
58.3%
第6位みやじま杜の宿
広島
(Web可)
みやじま杜の宿58.1%
第7位おきのえらぶ
フローラルホテル

鹿児島
(Web予約可)
56.8%
第8位鷹巣荘
福井
(Web予約可)
鷹巣荘54.2%
第9位湯来ロッジ
広島
(Web不可)
52.2%
第10位松代荘
長野
(Web予約可)
松代荘48.8%

参考:社団法人国民宿舎協会のホームページ