任期満了に伴う茨城県知事選挙の日程が、8月10日告示8月27日投票と決定しました。
6月18日現在で、現職の橋本昌知事が7選に向けて出馬を表明。一方、新人の大井川和彦氏が、いばらき自民党の全面的支援を受けて立候補の準備を進めています。今後の県政の動向を左右する重要な選挙となります。
井手よしひろ県議は、茨城県政の展望と課題・知事選の視点をまとめました。新たな茨城県のリーダーを選択する一助としていただければ幸いです。

〜茨城の県政の展望〜
- 2018年10月 世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)
- 2019年10月 いきいき茨城ゆめ国体2019
- 2019年秋 茨城県北芸術際2019
- 2020年7〜8月 東京オリンピック2020(カシマスタジアムでのサッカー競技開催)
- 2018年11月 東海第2原発運転40年

【人口減少社会への対応】
- 地域活性化策の展開(NPO・ボランティア支援)
- 子育て支援の充実(18歳までの医療費無料化)
- 結婚支援の充実(結婚優遇策、マッチング支援)
- UIJターンや移住支援の充実
- 高齢者支援(移動支援、買い物支援)
- 積極的な企業・工場誘致の推進
【医療】
- 医療・福祉・介護の充実
- 在宅医療の充実
- 産婦人科、小児科などの医師確保
- 子ども医療費の18歳までの無料化
- がん対策の推進(検診率の向上、ピロリ菌対策)
- 県立中央病院の機能充実(建て替えの準備)
- 精神科医療、睡眠医療の充実
- 救急医療体制の充実(2機目のドクターヘリ)
【福祉・介護】
- 包括的地域ケアサービスの充実
- 特別支援学校の増設(県南地区への新設を進める)
- 発達障がい児の支援充実(県南に支援センターを開設)
- 知的障がい・精神障がい者の支援充実(入所施設充実、あすなろの郷再整備促進、就業環境充実)
- 高齢者の健康増進活動を推進
【格差のない茨城づくり】
- 子どもの貧困対策(子ども食堂支援、学習支援)
- ひとり親家庭の総合的支援体制確立
- 教育負担の軽減(私立高校の授業料無償化、給食費無料化を推進)
- 返還の必要のない奨学金制度の創設
- SDG'sを普及・啓発
【科学立県いばらき創造】
- つくば、東海の最先端技術を活かした世界をリードする研究、産業拠点づくり(ロボット技術、大強度陽子加速器J−PARC、次世代がん治療法BNCTの実用化)
- 日立を中心とした水素タウン構想推進(天然ガスを活用し燃料電池の実用実験推進)
- 東海第2発電所は運転延長せず廃炉に

<<県政の喫緊の課題・早急に実現すべきポイント>>
- 東海第2原発の再稼働せず廃炉に
- 18歳までの医療費無料化
- 私立高校の授業料無料化
- 県北地域の活性化
- TXの機能充実、茨城空港の充実、圏央道4車化、東関道水戸線早期開通
- いばらきのブランド力向上
- 動物愛護の推進(殺処分ゼロ、愛護の拠点整備)