井手よしひろ県議ら橋本知事に814項目に及ぶ予算要望書を提出
 茨城県議会公明党議員団(団長足立寛作県議)は、知事室に橋本昌知事を訪ね、平成16年度県予算編成に関する要望書を提出しました。
 本要望書は、平成16年度の予算編成にあたり、生活者の政治、現場主義をモットーとする公明党の基本姿勢に基づき、日頃の県民相談や現地調査を踏まえて、県民の各界各層の要望・意見を集約したものです。
 要望事項は、9の大綱、51の中項目、総数814項目からなっています。

大綱の第1として「県民生活の向上のために県内産業の活性化と新産業の育成」を掲げ、IT社会に対応する新産業の育成や不況克服対策、雇用対策など提案しました。
地方分権の推進にあたっては、所得税など国の基幹税目の移管や国庫補助負担金・直轄事業負担金の廃止などを、国に対して強く要請するよう要望しました。
少子化対策では、乳幼児医療費の6歳未満までの無料化、児童手当の小学校卒業までの支給拡大、小児救急体制の強化などを要望しました。
高齢化対策では、介護保険の円滑な運営や痴呆老人のグループホームの充実、施設介護における身体拘束をなくすこと、公営住宅におけるバリアフリー対策などを提案しました。
環境問題については、神栖町での毒ガス由来のヒ素混入問題、霞ヶ浦・北浦のコイヘルペス問題での全量買い上げ補償の充実などを要請しました。
防犯対策では、警察官の増員、OB・民間人や地域との連携強化を要望しました。留置施設の拡充や警察航空隊(県警ヘリ)の充実も提案しました。
福祉・医療問題では、地域拠点病院の整備や24時間対応健康ダイヤルの導入、県立中央病院への女性専門外来の開設、PETの早期導入などを要望しました。脳ドックのへの支援や乳ガン検診へのマンモグラフィー導入促進なども要請しました。
ボランティアの支援・育成に関しては、税制面での優遇措置やコミュニティービジネスへの支援事業を提案しました。
ヤミ金対策、詐欺対策では、老人や若年者への啓発事業の推進や不正銀行口座の早期封鎖策の検討などを要望しました。
教育問題では、少人数学級の高学年への拡充や読書運動の推進、スクールカウンセラーの充実、養護学校の施設充実、県立学校への民間人校長の登用などを提案しました。IT教育の充実や茨城教育情報ネットワーク整備なども要望しました。
農林水産業の振興では、茨城農産物ネットカタログの充実など食の安全を守るシステムの充実を提案し、茨城の農林水産物のブランド化を訴えました。
その他大型プロジェクトの推進や地域ごとの課題の解決について具体的に要望しました。

参考:公明党茨城県議会議員団平成16年度予算編成に対する要望書:リンク切れ

031209youbou
左から鈴木孝治県議、橋本昌県知事、足立寛作県議(県議団長)、井手よしひろ県議

031209youbou_2
橋本県知事よりは、国の三位一体改革に関連して、義務教育費の地方への移管について強い懸念が表明されました。
特に、一部の税目を都道府県に移管する見返りとして、教員の退職金を地方の負担とする場合、今後の退職者の増大になかで、地方にとって加重負担となると訴えました。


桂村議選、八郷町議選告示/公明党より2名が挑戦
031209katura 任期満了に伴う桂村議選はが告示されました。今回から定数が2人削減されて14人となり、定員のより3名多い17名が立候補しました。(現13人、新3人、元1人)。公明党からは、2期8年ぶりに新人候補・桐原けんいち氏が立候補しました。
 投票は12月14日、村内14カ所で行われます。投票終了時刻が2時間繰り上げられ、午後6時までとなります。2日現在の有権者数は5,724人です。
 一方、同じく任期満了に伴う八郷町議選も告示されました。定員20に対して、現16人、元4人、新3人の計23人が立候補しました。公明党公認で大和田しゅんじゅ候補が2期目に挑戦します。
 投票は14日、午前7時〜午後6時まで町内27カ所で行われ、同7時から同町柿岡の町役場で開票されます。有権者数は24,454人です。
八郷町公明党公認大和田しゅんじゅ現職
桂村桐原けんいち新人


桂村議選・桐原けんいち候補出陣式に出席 →橋本昌県知事に予算要望 →県議会本会議(採決) →八郷町議選・大和田しゅんじゅ候補陣中見舞い →地元労働組合関係者と意見交換会(走行距離157km)




このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。