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屋外貯蔵ピットの今後の対策
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以下の対策は、Web管理者が動燃の説明のもと、
97/9/1現在の資料で作成したもです。

環境調査 ピット周辺の汚染の有無を確認するため、ピット周辺を含め、広い範囲の環境調査を行う。調査対象は、下記としており、8月26日より開始している。

  • 土壌コア:新川と施設境界付近の3ヶ所と屋外貯蔵ピット付近28ヶ所の合計31ヶ所で10m級ボーリング調査を行う。更に、付近4ヶ所で40m級ボーリングを行う。

(境界付近の10mボーリング箇所・動燃ホームページより)・

    (ピット周辺の採取箇所・動燃ホームページより)

       

        〔評価目標〕 ◎一次評価
        (完了)

      9月4日に完了。井戸水、河水等には、人体や健康に影響を与えるレベルでないことが確認された。

       ◎二次評価
      地下水に関するデータ及び土壌コア試料(ピット周辺監視区域境界付近)に関するデータが取得できる9月下旬を目標とする。

       ◎三次評価
      残るすべてのデータが取得できる10月中旬を目標とする。

       

      雨水流入防止 雨水等がピット内に流入するのを防ぐため、ピット上及び周辺をビニールシートで覆う対策を講ずる。工事は、8月27日に開始し、9月2日に終えるように進める。


       (完了)9月5日に完了した。

      滞留水の処理 ピット内の滞留水(約50t)は、科学技術庁原子力安全局の指導のもとで、濃縮施設の「廃棄水処理施設」または再処理施設の「第三低放射性廃液蒸発処理施設(Z施設)」等で速やかに処理する。

       9月中には処理を完了する予定。


       (完了)9月12日迄に60.8tを回収して、一応完了した。


      ピット上部に建屋の建設 ウラン系廃棄物を外気にさらさず搬出するために、ピットをそっくり覆う上屋を建設する。 
      ピット上部を解体 ピットの上部はコンクリートではめ殺しになっているため、廃棄物を取り出すことが出来ない。

       したがって、上部のコンクリートを解体する。 
      廃棄物を搬出 ピット内保管廃棄物は、現在、建設を進めているウラン廃棄物処理施設(UWTF)にて順次処理する計画である。

       UWTFは建設工事の終了時期を平成10年5月末日としているが、これを前倒し、平成10年始めに運用を開始する計画とする。
      ピットを埋め戻し ピットの埋め戻しについては、ピット内面の点検結果をもとに、今後検討する。 
      建屋の解体 ピットの埋め戻しが完了した後、建屋を解体する。





      このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。