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井手県議ら公明参議院議員と3度目の現地調査

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 9月16日、井手よしひろ県議は、及川順郎参議院議員、海野義孝参議院議員、鈴木孝治県議会議員らと動燃東海事業所を訪れ、同事業所の放射性廃棄物の貯蔵状況について、3度目の現地調査を行った。

 現地調査では、まず山村所長より貯蔵施設の概要と対応状況についての説明を聴取した。

 その後、3月の事故を起こしたアスファルト固化施設の復旧状況、屋外貯蔵ピットの改修状況、ウラン廃棄物処理施設(UWTF)の建設現場、排水処理施設の4ヶ所を現地調査した。

 現地での調査を終え、山村所長との質疑応答を行い、安全確保への要望を行った。


970916do2_asufa←アスファルト固化施設
3月に事故を起こしたアスファルト固化施設を視察。
外部は一部を除き補修が完了し、外壁の塗り替えも終わっていた。


970916do2_tv←アスファルト固化施設内での作業
ピット内部でも本格的な事故原因調査のために、作業員が入り、通路の確保作業等を行っていた。
作業の様子は、監視カメラによって調査・確認した。

970916do2_pit←屋外貯蔵ピット
屋外貯蔵ピットでは、雨水の浸入防止のため、防水シートでピット並びに周辺を覆う工事が完了していた。
また、12日には滞留水の抜き取り作業が完了しており、ピット内には滞留水は見られなかった。

970916do2_uwth←ウラン廃棄物処理施設(UWTF)
屋外貯蔵施設のウラン系の廃棄物を減容処理(量を少なくする)する施設であるウラン廃棄物処理施設(UWTF)を初めて視察する。
この施設は、平成10年10月の完成予定であったが、今回の指摘を受けて、来年4月の供用開始を目指し工事が急がれている。

970916do2_kai1←視察を終えての質疑応答。
井手県議からは、県・市町村の立入調査での結果をもとに、その他の施設でのズサンな廃棄物管理に対して、早急な対応を強く要望した。




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