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動燃「消火確認の虚偽報告」を認める

 動燃は4/8国に対して提出した事故報告書と、自治体へ提出した異常事態報告書に虚偽の記述があることを認めた。
 これは、午前中の火災消火の確認をしていないのに、消火確認を行ったとの謝った内容を記載したというものである。
 この事実は、事故発生後早い時点で内部では確認されていたが、「一度発表したものは訂正できない」との理由で、訂正されないまま国や、自治体に報告されたものであり、動燃の姿勢に強い批判が集中している。
 この件を告知する動燃のHP情報(リンク切れ)

10:06頃

セル換気系温度警報(FDT−152;設定値70℃)吹鳴。 ほぼ同時にターンテーブル上のドラム缶へのアスファルト充てん状況を監視するテレビカメラからの画像が白っぽくなったことを、制御室(G218)のテレビで認識。 アスファルト充てん室(R152)内で火災が発生していることを、操作区域(G115)から目視により認識。

10:10

アスファルト固化処理施設の1階で火災警報吹鳴。

10:12頃

操作区域(G115)内バルブを手動開によりアスファルト充てん室(R152)内に水噴霧を開始。

10:13頃

操作区域(G115)から目視にて火が消えていると認識したので、バルブを手動閉により水噴霧を停止。環境施設部連絡責任者へ第一報。

10:13〜18

アスファルト固化処理施設においてβダストモニタ(β−4,β−5,β−3,β−6)の吹鳴。

10:14頃

第一付属排気筒排気モニタ指示値上昇。

10:15頃

現場指揮所設置。

10:18頃

排気ブロア(A07−K22,23,24)の出口側ダンパが閉となったことを制御室(G218)で認識。

10:22頃

操作区域(G115)から目視にて消火しているものと認識。



10:22 目視による消火認識との虚偽の記述

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事故を知らせる第一報fax「10:22水噴霧で消火した。」との記述がある。




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