
カシマスタジアムが新装オープン

1500ルクスの照明に彩られ、緑に輝くカシマスタジアムのピッチ。
スタンドはアントラーズカラーの深紅に染まる。
2001年5月19日、県立カシマサッカースタジアム・オープニングゲーム

Jリーグ一部(J1)第1ステージ第10節、鹿島アントラーズ対柏レイソル戦が5月19日、鹿嶋市の同スタジアムで行われました。
午後3:00からは、ワールドカップ開催記念メモリアルタイルの除幕式が行われ、完工記念式典が、3:20からグランドで行われました。
橋本昌茨城県知事や鬼沢忠治県議会議長、川淵三郎日本サッカーリーグチェアマンのあいさつの後、テープカットが行われました。
オープニングゲームでは、ホームチームの鹿島アントラーズが、前半、柏レイソルにリードを許した。後半20分過ぎ、柳沢のPKとゴールの2得点で逆転したが、1分後、レイソル大野のゴールで同点に追いつかれた。延長8分、長谷川がVゴールを決め、オープニングゲームを劇的な勝利で飾りました。

カシマスタジアムのオープニングゲームを観戦する井手よしひろ県議
観客輸送法に残る課題

トイレや椅子などの設備には大きな改善が見られ、観客の評価も満点に近いものでした。
しかし、当初から懸念されていた会場への交通手段は、大きな課題を残しました。
交通渋滞によって通常の5割以上時間がかかった。終了後駐車場を出るのに30分以上かかった。などの声が寄せられました。
井手よしひろ県議は、鉄道による輸送の実態を調査するため、水戸駅から大洗鹿島線を利用して会場入りしました。
カシマサッカースタジアム駅(臨時駅)は、ホームや出口改札も狭いため、一時大混乱となっていました。帰りの切符を求める乗客による混乱も激しく、ワールドカップ本番までには、抜本的な改修が必要と思われました。
アントラーズサポーターが大量の紙吹雪


キックオフの前にアントラーズのサポーターの大デモンストレーションが行われました。その際大量の紙吹雪がまかれ、ピッチは紙切れに埋まりました。
選手も注意力が散漫となり、足を取られる場面も見られました。アントラーズの秋田選手のアピールで、ハーフタイムにボランティアスタッフが急遽、紙吹雪を片づけ、後半は芝の緑がカシマスタジアムに戻ってきました。
片づけられた紙吹雪は、大判のゴミ袋に130袋に上ったといわれています。
紙吹雪を使った応援は、再検討する必要があると思います。アントラーズサポーターのみなさんの良識に期待します。
アントラーズ全選手のサイン入りの赤いビブスを配布

背中には所属全選手のサインが入っています。
配布されたのは、41800席の新スタジアムがほぼ埋まる約40000着。
カシマスタジアムのスタンドが真っ赤に染まり、オープニングゲームが一段とヒートアップしました。


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