第4回環境ホルモン国際シンポジウム
井手県議らの招致運動実りつくばで開催
井手県議らの招致運動実りつくばで開催

このシンポジウムは、井手県議ら公明党茨城県本部エコジャパン会議が行った「霞ヶ浦と利根川下流域における環境ホルモン(外因性内分泌攪乱物質)の調査研究・解明を求める署名」をきっかけに、霞ヶ浦にほど近い茨城県つくば市に誘致されたものです。この署名運動は、2001年3月末から4月中旬まで、霞ヶ浦周辺の8市21町2村で展開され、総数で165,407人の署名が寄せられました。署名運動を行った市町村では、有権者数の2割以上の署名をいただきました。

主催県である茨城県の橋本昌知事が挨拶を行った後、環境ホルモン問題を国会で最初に取り上げ、このシンポジウムの提唱者でもある加藤しゅういち参議院議員(公明党)らが来賓挨拶をしました。

基調講演の終了後、加藤参議院議員、井手県議ら公明党茨城県本部の代表メンバーは、ヤンセン教授と懇談の席を設けました。井手県議らは、環境ホルモンの調査を求める署名に16万5000人の署名が集まったことをヤンセン教授に報告。教授は、国民レベルの運動の盛り上がりが一番大切であり、ストックホルム条約の早期採択など政治の重要性を強く指摘しました。
参考:ストックホルム条約(2001年5月)で指摘されたPBT物質
(P:残留性が高い、B:生体内蓄積性が高い、T:生体に対する毒性が高い)
(P:残留性が高い、B:生体内蓄積性が高い、T:生体に対する毒性が高い)
アルドリン | 殺虫剤 | 排除 |
クロルダン | 殺虫剤 | 排除 |
ジエルドリン | 殺虫剤 | 排除 |
エルドリン | 殺虫剤 | 排除 |
ヘプタクロル | 殺虫剤 | 排除 |
ヘキサクロロベンゼン | 中間生成物 | 排除 |
マイレックス | 殺虫剤 | 排除 |
トクサフェン | 殺虫剤 | 排除 |
PCB | 電気装置 | 2025年までに排除 |
DDT | 殺虫剤 | マラリア対策用のみ対象外 |
ポリ塩化ダイオキシン | 意図していなかった生成物 | 生産を制限 |
ポリ塩化フラン | 意図していなかった生成物 | 生産を制限 |
このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。 |