茨城県職員の退職金について

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県職員の退職金平均は3100万円。2016年に400億円を突破。

 井手よしひろ県議は、2002年1月16日決算特別委員会で、茨城県職員の退職金について取り上げました。
 井手県議の質問に対して、平成12年度に定年退職した県職員は596人で、平均退職金は約3100万円、支給総額は約189億7000万円であったことを明らかにしました。
 更に井手県議は、今後の退職者の推計と退職金額の推計をただしました。
 県人事課の試算によると、定年退職者は2012年度ごろに1000人台を突破し、10年以上にわたって1000人台が続きます。退職者のピークは2016年度の約1400人で、この時の支給総額は400億円以上にのぼる見通しです。  井手県議は、神奈川県が具体的検討を行う機関を設置した例を挙げ、「何らかの抜本的検討に入らないと大変な事態になる」と警告し、次期財政再建プランには検討項目として取り入れることが必要と提案しました。
 これに対して、末宗徹郎総務部長も「重要な課題の一つと認識しており、今後十分議論していきたい」と答えました。
参考:読売新聞地方版に記事掲載(2002/1/17付け)

<年度ごとの退職者推計と退職金支給金額推計>
年号西暦行政職公安職教職
高校
教職
小中校
合計概算予算
平成13年2001年12465142164495153億円
平成14年2002年12964159128480149億円
平成15年2003年21464137185600186億円
平成16年2004年20157141184583181億円
平成17年2005年16576113143497154億円
平成18年2006年23884154212688213億円
平成19年2007年247140208256851264億円
平成20年2008年253118197291859266億円
平成21年2009年239127186329881273億円
平成22年2010年292143182368985305億円
平成23年2011年254132194384964299億円
平成24年2012年2361821854191022317億円
平成25年2013年1941751765521097340億円
平成26年2014年1931961926081189369億円
平成27年2015年2221902166831311406億円
平成28年2016年2202182167441398433億円
平成29年2017年1671292148441354420億円
平成30年2018年2291221797761306405億円
平成31年2019年1761092127041201372億円
平成32年2020年2261562567111349418億円
平成33年2021年2201302796631292401億円
平成34年2022年218962916001205374億円
平成35年2023年224902396041157359億円
平成36年2024年190762616111138353億円
平成37年2025年19366223506988306億円
平成38年2026年18554191468898278億円
平成39年2027年15951184480874271億円
平成40年2028年15649193435833258億円



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