
8月10日、任期満了に伴う茨城県知事選が告示されました。7期目を目指す現職の橋本まさる氏、新人で元会社役員の大井川かずひこ氏(自民党、公明党推薦)、新人で音大非常勤講師の鶴田真子美さん(共産党推薦)の3人が立候補を届け出ました。8月27日の投票日を目指し、17日間にわたる選挙戦がスタートしました。
井手よしひろ県議ら公明党が推薦した大井川候補は、JR水戸駅南口に支持者3千人を集めて出陣式と街頭での第一声を行いました。大井川候補は「茨城を変える。24年間の延長ではいけない」と県政の刷新を訴え、経産官僚からIT企業に転じた経歴に触れ「民間の経営感覚を取り入れた新しい行政をつくる」と強調しました。
自民党県連会長の梶山弘志地方創生担当相は「10年後の茨城をどうするか選択する選挙。皆と肩を組み全力で戦い抜く」と決意を表明しました。
公明党を代表して登壇した井手県議は、撮影用に飛行していたドローンをさして「自民党、公明党、各種団体そして県民が大井川候補を支え、新しい茨城県を創っていきたい」と檄を飛ばしました。

【大井川かずひこ候補の遊説第一声】
茨城は変わらなければいけない。24年間の延長ではいけない。人口減少や少子高齢化などの新しい問題があり、新しい発想で、あきらめずに、常識を疑い、自ら変わる勇気を持って取り組むことが必要です。
その新しい茨城にどんなリーダーがふさわしいか。行政と民間の経験があり、グローバル企業や日本のベンチャー企業でも経験がある、そんな多様な引き出しがあり、やる気と若さと実行力のある、そういう人間が今こそ茨城に必要です。
県政は今後、47都道府県の競争で仕事や人を奪い合う。国から言われたことをそのままやるのではなく、国から渡されるお金をそのまま配るのではなく、自ら考え、企業や市民団体や県民と一緒に汗をかき、新しいことを創造していく。他県とは違うことをすることが求められています。
ドローンや自動運転車、自動田植機など、全てのものがコンピューターにつながる時代です。第4次産業革命と言われています。そういう動きに真っ先に挑戦し、民間の経営感覚を取り入れた新しい県の行政を私がつくります。次世代の子どもや孫たちにどんな茨城を残すのか。その責任を果たしてまいります。