大井川新知事初登庁 9月26日、茨城県の新しい知事に就任した大井川和彦氏が県庁に初登庁しました。「失敗を恐れず、いろいろな挑戦をしたい」と意気込みを述べて、新たな県政運営をスタートさせました。
 大井川知事は午前9時ごろ、県庁舎に到着。1000人を超える職員や市民に拍手で迎えられました。
 この後、県庁の講堂で就任式が行われ、大井川知事は課長級以上の職員およそ300人に向けて、「人材育成、豊かな仕事、安心安全な社会、この3つがそろって初めて明るい未来を作ることができる。みなさんと一緒に失敗を恐れず、いろいろな挑戦をしたい」と訓示しました。
大井川新知事初登庁
 その後、県議会に正副議長を訪ね、井手よしひろ県議ら茨城県議会公明党議員会の4人も、拍手と花束で迎えました。
 その大井川新知事は、初めての記者会見にも臨み、これからまっさきに取り組みたい県政の課題について、教育と医療、県内産業の育成をあげたうえで「この4年間で新しい形を作っていきたい」と述べました。一方、東海第二原子力発電所の再稼働については「安心安全を最優先にして最終的な結論を出したい。再稼働の判断については1年や2年で決める話ではない」と述べ、県民の声を聞きながら判断するというこれまでの姿勢を、改めて強調しました。