11月14日、井手よしひろ県議と三代かつや日立市議は、日立市石名坂町の「国道6号石名坂交差点」改修工事の現地調査を行いました。
 日立市の慢性的な渋滞を緩和するために、国道6号の4車線化工事が進められています。日立の南の玄関口、常磐道日立南太田インターから、大和田交差点、石名坂を経て、現道を拡幅する工事の一環として、旧石名坂交差点を350メートル程度南側に移動する工事が暫定的に完了しました。
 しかし、信号の調整がうまくいかず、国道6号の下り線の渋滞が激しくなったという苦情が寄せられています。
 また、県道亀作石名坂線については、いずみうどん店前の交差点の形状が、現状に合っておらず、渋滞と交通混乱が起きています。
 さらに、旧石名坂交差点は信号が撤去され、県道は上り方向の一方通行に変更されています。県道は、優先道路ではなくなり“一次停止”指定となっているのですが、止まらずに(スピードを落とさずに)直進する車両が多く、大変危険です。
国道6号石名坂交差点改修工事
調査地点<1>
 石名坂交差点は、水戸方向に約350メートル移設されました。旧道側(県道亀作石名坂線)から左折でも国道6号に出られるようになったため、利便性は増しています。しかし、国道下り方向の渋滞が非常に激しくなっています。
 解決策は一刻早く国道6号の4車線化を完了することですが、早急に信号機のタイミングを調整することで下り線の渋滞を軽減すべきです。

調査地点<2>
 県道亀作石名坂線のいずみうどん前の交差点は、多くの問題があります。
 まず、優先道路がどの道路なのかが不明確です。旧石名坂交差点方向からは一時停止になるわけですが、表示を明確にすべきです。さらに、この方向から国道6号に右折する車がある場合、渋滞が醜くなります。右折レーンを確保する必要があります。
 その意味では、わざわざ道幅を狭くしている道路設計には問題があります。早急の改良が必要です。

国道6号石名坂交差点改良工事
調査地点<3>
 旧石名坂交差点方向から一方通行になりました。信号が撤去されたため、国道方向から下ってきた車は、一時停止を全く無視して、優先道路の県道に入ってしまいます。
 新しい交通規制の徹底を図る必要があります。