12月17日、茨城県北芸術祭のフォロアップ事業として、使わなくなった扇風機などを楽器として再生する古家電楽器プロジェクト「エレクトロニカ・ファンタスティコス」の体験会とミニライブが、日立シビックセンター多用途ホールで開かれました。
 7種類の古家電楽器が並べられ、来場者が実際に触れて音を出したほか、楽器制作の一部を体験しました。古家電楽器プロジェクトに取り組むアーティストでミュージシャンの和田永さんによる華麗な演奏が披露されました。
和田永ミニコンサート
 和田さんは昨年秋の「茨城県北芸術祭」に参加、常陸多賀商店街を拠点に活動しました。県北芸術祭閉幕後も、和田さんとボランティアスタッフ「日立ニコスラボ」は取り組みを継続しています。
 扇風機ギター(扇風琴)やブラウン管テレビ打楽器(ブラウン管ガムラン)などのほか、掃除機を使った管楽器(フーヴァホーン)やエアコン琴が日立発の楽器として発表されました。
 ミニライブは日立ニコスラボメンバー6人が掃除機楽器で合奏、和田さんは扇風機ギターなどを奏でました。