東関道水戸線開通
 2月3日、NEXCO東日本(東日本高速道路)が建設を進めてきた東関東自動車道水戸線の鉾田IC〜茨城空港北IC間の延長約8.8kmが開通しました。開通記念のセレモニーには関係者など600人が参加しました。
 セレモニーでは石井国土交通大臣や大井川知事などがテープカットをしたあと、関係者や地元の企業などがさっそく車を走らせて新しく完成した道路の開通を祝いました。
 午後3時からは一般の車も通行できるようになり今後、鉾田市などから北関東自動車道や常磐自動車道などへのアクセスの向上につながると期待されています。
 東関東自動車道は、東京方面から千葉県北部を経由して潮来市や茨城町などを結ぶ高速道路で、県内のおよそ50キロの区間のうち、およそ31キロが未開通になっています。
東関道水戸線開通
 開通記念式典で石井啓一国交大臣は、「(東関道水戸線が開通すれば)北関東エリアと首都圏を結ぶことで、地域産業が大いに活性化するものと考えております。また、茨城空港を利用する訪日外国人旅行者数は年々増えておりまして、国営ひたち海浜公園や鹿島神宮、霞ヶ浦の観光増など、さまざまな効果が生み出せる」と語りました。
 また、未開通の東関道の鉾田ICから潮来IC間についても「2017年から有料道路事業として整備促進を行なっており、用地取得について地域のご理解をいただきながら全線開通に向けて取り組んでいきたい」と述べました。