東京くらし防災 2月16日、“女性の視点で防災対策を進めよう―”と、東京都は女性視点の新たな防災ブック「東京くらし防災」が完成したと発表しました。3月1日から都内の公共施設をはじめ、郵便局や美容院、食料品店などの協力店舗に専用ラックを置き、無料配布されます。
 冊子は、女性有識者6人で構成される編集・検討委員会を中心に約10カ月かけて作成しました。外出や買い物など日常生活で取り組める災害への備えや、発災時の行動、被災後の暮らし方などをイラスト入りで紹介。在宅避難での食事や、避難所での授乳や防犯、ペットとの過ごし方など、あらゆるシーンでどう対応すべきかをきめ細かく解説しています。
 B6判164ページで、都は100万部を発行。目の不自由な人にも情報が分かるよう音声コードを付けました。
 また、3月1日から無料提供予定の都の「防災アプリ」や、ホームページなどでも閲覧できるようになります。
 都議会公明党は、2016年12月、2017年度の予算要望を小池百合子知事に行った際、女性視点の防災ブックの作成を提言。昨年2月定例会では、視覚障がい者らに配慮した音声コードの導入などを求めていました。
スマホ・タブレット用の“東京防災アプリ”3月1日リリース
東京都防災アプリ また、東京都は都民の一層の災害への備えを促進することを目的として、「東京都防災アプリ」を作成しました。
 「あそぶ」「まなぶ」「つかう」をコンセプトに、楽しみながら防災の基礎知識を得られたり、災害時に役立つコンテンツを搭載しています。
 いつも・いざというときにも役に立つ、「東京都防災アプリ」。3月1日より配信されますので、是非ダウンロードしてみてください。
 ダウンロードの方法:AppleならびにGoogleのアプリストから「東京都防災アプリ」と検索して、ダウンロードして下さい。

「東京防災」は電子書店で無料で購読できます
 さらに、東京都が作成した防災ブック「東京防災」は、iBook StoreやKindleなどの電子書店で無料ダウンロードできます。
 「東京防災」には、「非常用持ち出し袋に何を入れておけばいいか」などといった日ごろの備えから、いざ災害が起こった瞬間からその後の行動や対処法まで、防災に役立つ情報がたくさん書かれています。
 「東京防災」をスマホやタブレットにダウンロードしておけば、ネット接続なしでいつでも読めるようになりますよ。いつ起こるかわからない災害に備え、準備しておきましょう。
 ダウンロードの方法:電子書店から「東京防災」と検索してダウンロードして下さい。