プレイアトレ
 3月29日、サイクリングによる地方創生を進める茨城県が、土浦市のJR土浦駅に整備を進めてきた自転車の拠点施設「りんりんスクエア土浦」がオープンしました。
 29日午前、オープン記念式典が開かれ、大井川知事は「都心に近く、多くの愛好家が自転車を楽しめる。土浦がサイクルスポーツのメッカになれば」とあいさつ。中川清市長は「自然豊かな美しい風景を満喫できるのが土浦の魅力。りんりんロードを積極的に活用して活性につなげたい」と述べました。
 オープンした施設は駅に直結する自転車拠点としては全国で初めてのもので、霞ヶ浦などを巡る全長およそ180キロのサイクリングロードの中継地点として活用してもらおうと、茨城県がおよそ3億円をかけてJR土浦駅の駅ビル「PLAYatore・プレイアトレ」に整備しました。今後は同じビル内に宿泊施設がオープンする計画があり、日本最大級のサイクリングリゾートになります。
 井手よしひろ県議は29日午後、愛好家や家族連れなどで賑わう「りんりんスクエア土浦」を訪れ、店舗関係者より説明を聴取、駐輪場やシャワー室などを視察しました。

 「りんりんスクエア土浦」は日本最大級のサイクリング拠点として茨城県が設置。地上1階・地下1階で、1階にはサイクルショップ「ル・サイク」、ビアンキとコラボした「タリーズコーヒー」がオープンしました。
 サイクルショップでは、シティサイクルやクロスバイク、ロードバイクのほか、マウンテンバイク、ミニベロ、折り畳み自転車に話題の電動アシストスポーツバイクまで、国内外メーカーの完成車300台を品揃えされています。他にもウェアやアクセサリーなども充実しており、サイクリングに必要なアイテムをトータルで販売しています。
 レンタルバイクもシティバイクから各種スポーツバイクを取り揃えています。手ぶらで訪れてもサイクリングを楽しむことが可能です。レンタル料金は、1日あたり一般自転車が1500円、クロスバイク2000円、ロードバイク2500円、eスポーツバイク(電動アシスト車)は3500円となっている。ヘルメット、手袋も500円、300円でレンタルできます。
 地下1階には、190台分の一般駐輪場の他、荷物を一時的に預けられる大小のコインロッカー、男女各3つのシャワーブースがある更衣室を完備。ロッカーは1日あたり小300円、大600円、更衣室も300円と手頃な料金で利用できます。
 手ぶらでここを拠点として、サイクリングが楽しめるサービスが充実しています。
参考:プレイアトレHPhttp://www.perch-tsuchiura.com/playatre/