ひたちなか海浜鉄道
 ゴールデンウイークのネモフィラ、秋のコキアなどで、国内外で人気を集めている国営ひたち海浜公園。このひたち海浜公園に、ひたちなか海浜鉄道湊線を延伸して整備する計画が進んでいます。
 ひたち海浜公園には、昨年度(2017年度)、過去最多の228万人が訪れました。ほとんどの来園者が自家用車やバスを利用することから、ピーク時には、常磐道や北関東道に大きな渋滞が発生して、茨城県全体の観光政策にも大きな課題となっています。
延伸ルート こうした中、第3セクターのひたちなか海浜鉄道は、現在の湊線を延伸する計画を立て、平成25年から国などと協議を進めてきました。計画によると現在終点となっている阿字ケ浦駅とひたち海浜公園西口を結ぶ新線を建設をします。延伸部は3112メートルで、その内、3分2にあたる2123メートルが高架または橋梁となります。
 阿字ケ浦土地区画整理事業区域と公園西口に新らたな駅を設置します。
 建設費は78.4億が見込まており、国の補助事業を活用し、国が3分の1、県市が3分の1、事業者が3分の1を負担するとしています。
 開業目標を6年後の2024年としています。
 今後は、有識者からの技術的、専門的なアトバイスを受けて延伸基本計画の精度をさらに高める必要があります。国との協議・調整を進め、平成30年度内の事業許可を目指
します。

石井国交大臣への要望
 写真は、石井国交大臣への本間市長、吉田社長、佐藤応援団長の要望活動の模様(2015年10月)。