県議会で9月議会代表質問のヒアリングを行う

日立市役所から小中学校のエアコン設置状況について聴き取り


平成30年7月豪雨・山口代表現地視察(岡山県)
公明党の山口那津男代表は13日、甚大な被害が出た岡山県倉敷市に入り、被災状況を調査するとともに、住民や避難者を激励しました。
山口代表は、東区馬木の被害状況を調査したほか、松井一実市長と意見交換し、緊密に連携して被災地支援に取り組むことを確認。松井市長は、私有地内の土砂撤去や、より大きな次の災害に備える「改良復旧」の考えに立った国の対応を求めた。
一方、広範囲で浸水被害が出た倉敷市真備町で山口代表は、伊東香織市長と共に、避難所となっている市立二万小学校を訪問。
山口代表は「お体は大丈夫ですか」「心配なことは何ですか」と声を掛け、避難者の話にじっくりと耳を傾けた。この地域では罹災証明の受け付けが同日始まったが、自宅が全壊した女性は「高齢で、どうやって家の整理をしたらいいのか」と不安を口にした。また、女性や高齢者にも使いやすいトイレ設置や、健康確保への要望が寄せられた。
この後、山口代表ら一行は、高梁川水系の支流・小田川の堤防決壊現場で、西日本豪雨犠牲者の冥福を祈って黙とうをささげた。県立倉敷まきび支援学校では、鍵本芳明県教育長、佐藤一法学校長から学校再開に向けた課題を聞いた。
視察後、山口代表は「自治体が先々の財政に不安を感じることがないよう国に対応を求めていく」と力説。また、今後の課題として、高齢者など移動困難者の避難のあり方を挙げ、「よく検証し、教訓を全国で生かしていくべきだ」との考えを述べた。

移動距離【94】km