吉野川の清流
 8月6日7日の両日、井手よしひろ県議は徳島県三好市を訪れ、三好市・横山喜一郎政策監、阿波池田商工会議所・丸浦世造会頭、社会福祉法人池田博愛会・中村忠久理事長らと意見交換。三好市の地方創生の取り組みを現地調査しました。また、黒川征一三好市長も表敬訪問しました。
 三好市(みよしし)は、2006年に徳島県三好郡の三野町・池田町・山城町・井川町・東祖谷山村・西祖谷山村の4町2村が合併して誕生した市です。同じ"みよしし"との発音ですが、広島県に三次市、愛知県にみよし市があります。
 吉野川の自然を生かした観光事業が盛んで、祖谷のかずら橋やラフティングなどたくさんの観光客が訪れています。高校野球史に名を留める蔦監督の県立池田高校があるまちと言ったらわかりやすいかもしれません。徳島県の最西端で西は愛媛県、南は高知県、北は香川県に接しており、四国のほぼ中央に位置しています。行政面積は、721平方キロメートル余りで、四国一広い一方可住地面積が13%で大半が山林です。市内には、日本百名山「剣山」を中心とした剣山国定公園や四国三郎といわれる「吉野川」の 清らかな流れが織りなす大歩危(おおぼけ)・小歩危など自然豊かな景勝地、国指定重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋」、国選定重要伝統的建造物群保存地区「落合集落」 など歴史文化遺産が数多く残っています。
西祖谷の大歩危/かずら橋
 実際に訪れてみて、JR四国、高速道路などの四国の交通の拠点でもあり、高松から1時間強、岡山から90分、神戸から2時間で行くことができます。
 四国を代表する大河「吉野川」では、2017年にラフティング世界大会が開催され、今年(2018年)にはウエイクボードの世界大会が開催されます。また、天然記念物に指定されている大歩危、祖谷のかずら橋を訪れる香港、台湾などの外国人観光客の増加は、繰り返しテレビやマスコミに取り上げられています。近年、サイクリングがブームとなり、三好市においても、毎年開催されている、ツール・ドにし阿波が5月に開催され、1,000名を超える参加者でにぎわっています。