平成29年度犬猫の殺処分頭数 11月6日、環境省より平成29年度の犬・猫の殺処分頭数が集計、公表されました。
 茨城県の殺処分頭数は、平成25年度から3ケ年連続で全国順がワースト2位であり、平成28年度はワースト3位でしたが、平成29年度の犬の殺処分頭数は対前年度比で44.8%減少しワースト7位となりました。猫の殺処分頭数は対前年比で77.7%減少しワースト32位となりました。
 茨城県は2016年12月に、議員提案で「犬猫殺処分ゼロを目指す条例」を制定しました。献身的なボランティアの皆さまのご協力に支えられ、譲渡活動や地域猫活動が定着し始めています。こうした流れをより定着させるため、県の動物愛護条例の改正も行いました。
 今後も着実に、殺処分ゼロに向けて官民あげて動物愛護の流れをつくっていくべきです。
保護犬の譲渡会の模様
 保護犬の譲渡会の模様。動物指導センターに保護された犬猫を、県内外のボランティアの方々が引き出し、犬猫を飼いたい人に譲渡する取り組みを積極的に行っています。その際は、不妊去勢手術などを徹底するなど、不幸な犬猫を増やさない仕組み作りが重要です。