八島いさお県議(右)と山口那津男代表
 11月13日、公明党の山口那津男代表は、土浦市で開かれた時局講演会に駆け付け、来年の統一地方選、参院選の前哨戦となる茨城県議選(11月30日告示、12月9日投票)で、大激戦の土浦市選挙区(定数3)に挑む八島いさお県議への絶大な支援を呼び掛けました。
 会合には、来賓として大井川和彦県知事や中川清市長も出席し、国民目線で政策提言を行う公明党の役割などを強調しました。

「公明、先見据え政策実現」山口代表が強調
 山口代表は、小中学校の普通教室へのエアコン設置費や学校のブロック塀対策などを盛り込んだ2018年度補正予算が7日に成立したことに触れ、「災害時の避難場所になる体育館にもエアコン設置を進めたい。通学路のブロック塀も点検・改修すべきだ」と力説。国会議員と地方議員の強固なネットワークを生かし、こうした取り組みを進めていく考えを示した。
 その上で、国民の命と生活を守るため、「常に一歩先を見据えて、政策実現に取り組んでいるのが公明党だ」と訴えました。
 来年10月に消費税率を10%に引き上げる意義について山口代表は、将来の社会保障制度の安定などに重要な役割を果たすと強調。一方で、家計の負担を軽減するため、軽減税率を円滑に実施するとともに、消費の落ち込みを防ぐためのプレミアム付き商品券を検討すべきだとの考えを示しました。

 八島県議は、日本有数の長さを誇るサイクリングロード「つくば霞ケ浦りんりんロード」整備や、土浦駅に直結したサイクリング客向けの拠点施設「りんりんスクエア土浦」の開設などの実績に触れ、「魅力あふれる茨城の発展に力を尽くす」と決意を述べました。
 土浦市選挙区は定数3に対し、公明現職の八島いさお氏、自民2現職、無所属新人の4人が出馬を表明。自民現の1人は確実で、もう1人も圏内入り。残る1を八島氏と革新系無所属新で激しく争っています。ここにきて無所属新が支持を伸ばし、情勢は緊迫。このままでは、八島氏は圏外にはじき飛ばされかねなません。勝利には圧倒的な支持拡大が欠かせません。