11月18日、石井啓一国土交通相はつくば市と土浦市を訪れ、両市などを通る自転車専用道「つくば霞ケ浦りんりんロード」と関連施設を視察しました。田村けい子県議、八島いさお県議の両県議と、宮崎勝参院議員が同行しました。
「つくば霞ケ浦りんりんロード」は全長180キロメートル。公明党の推進で地域の活性化に向け、関東鉄道筑波鉄道線跡などを活用して整備されました。つくば市で石井国交相は、 「つくば霞ケ浦りんりんロード」を軽快に走るサイクリストや、つくば市が貸し出しているレンタサイクルを実際に視察調査しました。
りんりんロード筑波休憩所(つくば市沼田283)で、石井国交相と田村県議は、伊藤敦史茨城県土木部長より自動車専用道整備の基本的な考え方について説明聴取。つくば霞ケ浦りんりんロードのハード整備は、「水郷筑波サイクリン グ環境整備事業自転車走行環境整備ガイドライン(2016年10月策定)」に基づき、全線に矢羽根等のコース案内や注意喚起のための路面標示を2020年度までに設置予定です。未舗装区間については、来年3月までに整備完了する予定です。今回、視察した期間は、自転車専用県道のため県土木部が進めています。
田村県議は、サイクリングを楽しむ人が全国から集まっている状況を説明、一層の安全対策強化や案内版の充実などを要望しました。石井国交相は、マルシェや露店、フリーマーケットなどの賑わいの場を創出できるよ工夫してみてはとの提案がありました。
続いて石井国交相は土浦市で、JR土浦駅に直結したサイクリング拠点施設「りんりんスクエア土浦」を訪問。八島県議、中川清土浦市長らとともに、レンタサイクルやシャワー室などを備えた施設内を見学し、関係者から「都心からも近く、手ぶらで来てもサイクリングを楽しめるのが特徴」との説明を受けました。
八島県議は、土浦をサイクリングのまちとして活性化するために、自転車が安全に通行できる道路環境の整備などを中川市長とともに強く要請しました。
これに先立ち石井国交相は日立市を訪れ、ひたちBRT、国道6号の拡幅工事などを視察しました。第2期工事区間で暫定供用が開始されたひたちBRTの寺方停留所で、吉成副市長らから整備の進捗状況を聴取。常陸多賀駅から日立駅に至る第3期工区の計画の方向性などについて説明を受けました。また、国道6号大和田拡幅現場で同行した井手よしひろ県議は、4車線化の早期実現に向けて予算確保を強く求めました。