パンダ誘致協議会
 6月26日、かみね動物園へのジャイアントパンダ誘致を目指す「いばらきパンダ誘致推進協議会」が設立されました。大井川茨城県知事が会長に、小川春樹日立市長が副会長を務めます。生江信孝かみね動物園長、日中友好協会長、日立商工会議所会頭、日立市製作所日立事業所長ら13人で構成せれています。
 かみね動物園へのパンダ誘致は、日本と中国の友好関係・経済交流の発展や、パンダの繁殖・研究に寄与するとともに、日立市をはじめとする県北地域の活性化、そしてすべての世代の方々に夢や希望を与えられるものと期待が高まっています。一方、このチャレンジは、ハードルが高く、時間も要するものです。動物園だけではなく、周辺の道路整備など社会資本全体の充実も不可欠です。
 席上、大井川知事は「ハードルが高くても挑戦するのは私の信条だ」と熱い思いを披瀝しました。
 今後は交渉ルートの開拓や中国の関係部署への誘致交渉を行うほか、中国や和歌山県のレジャー施設「アドベンチャーワールド」へ飼育方法の視察などを行う計画です。

 2019年6月11日、茨城県議会一般質問が行われ、日立市選出の村本しゅうじ県議が初登壇。村本議員は、パンダ誘致の取り組について大井川知事に質問しました。