6月27日、日立市は7月1日付けの組織改編と人事異動を発表しました。
それによると、交流人口の拡大に向けて、流人口の拡大に向けて、産業経済部内に新たに観光局を設置します。また、情報発信強化に向けシティプロモーション推進室を課に昇格させます。
新設の観光局内に従来の観光物産課を再編し、観光物産課とにぎわい施設課の2課を設置します。人員は2人増員して計15人体制となります。このうち、にぎわい施設課は奥日立きららの里や久慈サンピア日立、鵜来来(うらら)の湯十王などの市内の公共観光施設の再整備を担当します。
シティプロモーション推進課は、イメージアップや都市部ブランドの確立に向け、発信力を強化することが目的。人員を2人増やし6人を配置します。
さらに、市の花であるサクラを一元的に管理・保護するため、都市建設部内にさくら課を新設し、4人を配置します。これまで所管が道路管理課や都市整備課などに分かれていたのを集約し、市全体の状況を見ながら植え替えなどに取り組みます。
こうした機構改革を受けて異動するのは219人に達し、消防職員を除く全職員の約2割が対象となります。4月1日付異動と合わせると434人となり、規模的には昨春の384人を超し、本年度同様に人事異動を2回に分けた4年前の409人も上回りました。
4月に行われた市長選で小川春樹市長が再選されたことを受け、小川市政2期目の方針を反映させた機構改革、人事異動といえます。
今年は日立市政80周年の節目の年。映画「ある町の高い煙突」の制作、公開や大井川知事による「パンダ誘致」の発表など、日立市の今後の新たな展開をうかがう出来事が目白押しです。製造業の一辺倒の街から観光・文化都市に、日立市は新たな可能性に挑戦すべきです。この、組織改編に大いに期待します。
4月に行われた市長選で小川春樹市長が再選されたことを受け、小川市政2期目の方針を反映させた機構改革、人事異動といえます。
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