TOYOTAは、販売店装着の純正用品として、現在乗っているクルマに後付けで取り付けることが可能な「踏み間違い加速抑制システム」を販売しています。「プリウス」、「アクア」から販売を開始し、今後、対象車種を広げていきます。

 7月12日、高齢ドライバーの安全対策として、自家用車に急発進防止装置を設置する費用の9割を補助すると表明している東京都は、補助制度(令和元年度東京都高齢者安全運転支援装置設置補助制度)を今月31日から始めることを発表しました。
 対象は都内在住で、今年度に70歳以上になる運転免許保有者です。装置を設置しようとする自動車が自家用であることも条件です。自家用車1台当たり10万円を上限に設置費の9割を補助します。期間は来年8月31日まで。利用状況を踏まえ、その後の補助率や制度継続については検討するとしています。

オートバックス(AUTOBACS)が、アクセルとブレーキの踏み間違えによる事故を少しでも未然に防ぐ事を前提に開発した装置です。

 12日現在、補助による取り付けに対応する事業者は、取扱い事業者(対象店舗数)は、イエローハット(23)、オートバックスセブン(25)、ダイハツ東京販売(31)、トヨタ西東京カローラ(26)、トヨタモビリティ東京(206)、ネッツトヨタ多摩(37)、ネッツトヨタ東都(9)。7社357店舗です。対象店で設置日を予約し、作業当日に店舗で申請書類を提出して自己負担分を支払います。
 都議会公明党は、高齢ドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違えることによる事故防止策の必要性を訴え、補助の実施を強力に推進。6月末には小池百合子知事に対し、今月中の早期実施を強く促していました。