
3月5日、圏央道境古河IC周辺地区に、全く新しいコンセプトの交流拠点・宿泊施設「スタンバイリーグさかい」の建設が本格的に始まりました。
移動式木造住宅「ムービングハウス」を活用したこの施設は、移動可能な建設方式で作られ、平常時は観光や交流の拠点として使われます。東京オリンピックでは、アルゼンチン選手団の宿泊地となります。
災害発生時には、被災者の受け入れ施設として活用。さらに、被災地に移動させ、仮設住宅などに使用することが出来ます。
木造2階建ての建物2棟に、合計47室を備え、海外アスリートにも対応できるよう大型のベットを備えます。地域の交流拠点として、食堂やセミナールームなども設置します。
境町が整備しますが実質的な負担は、町にはありません。総工事費の3億5000万の内、半分の1億7500万円は国の地方創生拠点整備交付金があてられ、4725万円(13.5%)は地方交付税措置がなされます。そしれ、残りの1億2775万円(36.5%)は民間事業者(株式会社スタンバイリーグ)から賃料として回収されます。
ムービングハウスの搬入設置は、3月5日、6日、17日、18日の4日間行われ予定です。4月上旬のオープンを目指します。