足利福富ショールーム
 3月10日、公明党の輿水恵一埼玉県本部副代表、福重隆浩群馬県議会議員、山口恒夫栃木県議会議員に同行して、災害などの有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」の幅広い活用方法を展示する「足利福富ショールーム」を訪れ、コンテナホテルの災害時の活用について、現地を視察しました。
 3月1日、全国でレスキューホテルを700棟以上展開する株式会社デベロップ社は、レスキューホテル足利福富の敷地内に、5つの用途事例別コンテナを展示しました。
■ 移動式陰圧診察室
■ テレワーク室
■ 会議室
■ オフグリッド対応客室
■ 移動キッズフル
 デベロップ社では、これまでに4件のレスキューホテルの有事出動実績があります。長崎県でのクルーズ船のコロナ集団感染現場、東京都内のPCR施設などで、快適な居住性や迅速な配備・設置柔軟性など、その充分に発揮しています。
足利福富ショールーム
 「移動式陰圧診察室」は、HEPAフィルター搭載の陰圧ユニットを導入することで、空気感染を防止できるコンテナユニットです。派遣先において医療従事者の診察室や医療拠点の拡充を担います。

足利福富ショールーム
 「オフグリッド対応客室」は、各客室にEV車や発電機等の電力源を接続、1室あたり給水、下水タンク(各1000リットル)を接続することで、電気や水道などの公共のインフラ設備に依存せずに運用可能な客室です。このショールームで実証実験を行います。

足利福富ショールーム
 「移動キッズフル」は、子どもの遊びの空間です。被災地での子どものストレス解消の効果が期待されます。
 ボールプールとボルダリングルーム双方をトンネルで連結することが可能で、遊ぶ空間の自由度が高まります。こどもの遊び場を容易に移設でき、屋外イベントなど依頼でも対応可能です。
 視察した輿水副代表、福重県議らは、「自治体へのこうした民間事業者の情報提供は重要だ」、「レスキューホテルも全国に展開してもらいたい」などと述べました。
レスキューホテル「足利福富ショールーム」
https://tinyurl.com/yes4fm6r