地震ハザードカルテ
 つくば市に本部がある「独立行政法人防災科学技術研究所(防災科研)」は、ホームページ上で希望地点の地震危険度を診断できる「地震ハザードカルテ」を提供しています。
 地震危険度を健康診断書のような形で見せる試みです。家庭や地域の地震対策、土地購入などに活用できます。
 カルテは防災科研の「地震ハザードステーションJ−SHIS」システムによるもので、国の地震調査研究推進本部公表の震度予測データなどを基に作成されています。
 地震ハザードカルテ( https://www.j-shis.bosai.go.jp/labs/karte/ )のサイトで、住所を入力すると、周辺地域の「評価地点情報」「30年、50年地震ハザード」「表層・深部地盤」「総合評価」などの項目ごとにデータ、グラフなどが表示され、30年、50年以内に震度5弱から6強までの地震が発生する確率や土地の揺れやすさ、揺れの大きさなどがわかります。
 ダウンロードしてA4判用紙1枚に印刷可能です。
 ちなみに私の住む「日立市金沢町6丁目付近」の「今後30年間にある震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は27.2%」でした。
地震ハザードカルテのHP
https://www.j-shis.bosai.go.jp/labs/karte/

地震危険度マップ
茨城県内市町村の地震危険度を検証
 茨城県内市町村の市役所・役場の住所で検索して、市町村毎の「今後30年間にある震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」を一覧表にまとめました。
 県庁所在地の水戸市は80.6%で、これは全国の県庁所在地で最も高い確率です。河内町96.5%、つくばみらい市が90.3%、神栖市89.6%、常陸太田市88.7%などが高確率となっています。(あくまでも市役所、役場の所在地の確率ですので、その市町村全体の地震確率ではありません)
茨城県内市町村の地震危険度