り災証明書の被災認定の状況
 線状降水帯による大雨で大きな被害を受けた県北三市で、り災証明書の発行が進んでいます。
 2023年10月2日現在で、村本しゅうじ県議会議員がその被害認定状況を県の担当者からヒアリングしました。
 それによると、3市合計で1331件の申請が寄せられていましたが、その83.6%にあたる1113件の認定が完了しました。
 北茨城市ではすべての認定が完了し、高萩市61%、日立市89%となっています。
 内訳は、全壊が2件、大規模半壊15件、中規模半壊94件、半壊413件、準半壊2件、一部損壊が587件です。
 災害救助法の応急修理制度などの公的支援の対象は半壊以上となっているため、一部損壊になった方、特に床上浸水でも一部損壊と認定された方は、もう一度市役所に調査のやり直しを求めた方が良いかもしれません。特に、壁の中に入っている断熱材が浸水している場合もあります。遠慮せずに再調査を申請して下さい。
 市町村別の支援金をまとめましたので、参考にして下さい。
 床上浸水でも半壊に至らない(一部損壊)との認定が出た方は、是非、再調査を市に申し出て下さい。なぜ、半壊にならないのか説明をしっかり受けた方が良いと思います。特に、壁や床の被害、トイレや給湯器などの被害をしっかり見てもらって下さい。
日立市の支援制度と被災認定
日立市の支援制度と被災認定の状況

高萩市の支援制度と被災認定
高萩市の支援制度と被災認定の状況

北茨城市の支援制度と被災認定
北茨城市の支援制度と被災認定の状況